去年興味を持ったバイノーラル録音ですが、ちょっと個人的に余裕がなく手をつけてませんでしたが最近ライブハウスでバイノーラル録音の話をしたらかなり興味を持ってくれた人がいたので、ついに…ついにやることを決めました。
スケジュールの都合とかもあるのでタイミングが合えばやります…って感じですがやりますよ。
まず初めにいろいろ説明することが多いので先に書きます。
以前出張するぞ!って話を書いてました↓今回はマジです。
バイノーラル録音での実験結果。
その前にバイノーラル録音については過去記事を読んでみてください↓
要するに最近はVR動画ってのが流行ってて360度の写真や動画を撮ることができるよ!ってコンテンツですが、それの音声版って感じです。
実際に音楽スタジオで試し撮りした話(サンプルあり)↓
カメラアングルが横からになってますが音声はドラムを叩いている私の両耳に入ってくる音を録音しました。かなりステレオ感があることが分かると思います。
実際にライブハウスで録音してみた話(サンプルあり)↓
詳しい楽器の配置によって音が変わります。
変則的な配置のバンドを録音した話(サンプルあり)↓
完全にバンドが出した音をそのまま録音するのでお客さんはこう聞こえているっていう状態になります。多少バランスの編集はしますが基本的にバンドが出した音をそのまま録音します。
ここに音源まとめてます↓
使用機材は?
過去記事にも書いてますがRolandのCS-10EMを使います。レコーダーはiPhoneにオーディオインターフェースを接続して録音する予定です。
もう1つランクが上のマイクもあるので資金が集まれば追加で購入します。
これが欲しい↓
イヤホン型のコンデンサーマイクって感じで、人間の耳で聞いた音と体の中で反射した音を録音するマニアックなマイクです。ということは人間の体(頭)がマイクになるわけなので録音には神経を使います。つまりは私が人間マイクとして録音するってことです。
バイノーラル録音の狙いは?
私が実際に何度か録音してみましたが、通常私がやってるようなバンドでの録音だとこんな感じになります。
①ライブハウスのPAさんに頼んでラインで録音してもらう。
これの最大のポイントは、外のスピーカーから音を出すために設置したマイクが拾った音を録音しているので音のバランスが安定してないのとライブハウスの空気感はほとんどないです。具体的にはPAさんが低音好きで低音ばかり出すようなバランスで外のスピーカーから音を出している場合、そのバランスでの音が録音されます。
②フロアの空いてる場所にICレコーダーを配置する。
大体の場合が物販席のテーブルなどにICレコーダーを配置するので、音のバランスは悪いです。バンド内で雰囲気の確認するならまぁ良いかなーって感じですが私はやってみたことがないので分かりません(笑)
これらの録音方法よりは確実に違った感じで録音できます。
そして将来的な私の最大の狙いは、ライブ音源の当日販売。まぁ超最速で編集した場合…って感じですが、先に書いたようにフロア(客席側)で聞こえる音をそのまま録音してるので少しだけ音圧を少し上げるのとバランスを整えるためにEQをいじって、1曲ずつ分けるだけなので編集は確実で早いです。
さらにはHDR-MV1と組み合わせてバイノーラル録音した動画も撮ることも可能です。
録音中は動けないので定点からの映像になっちゃうけどね…。
興味を持った人は連絡してみてください。
そんなわけで、他の細かい条件などについては追記する形でここに書いていきます。とりあえず今はバイノーラル録音の面白さを知って欲しいなー。