※今回から画像の拡張子をHEIF(HEIC)に変更してます。
時代ですな。ずっと考えてはいたんだけど、JPEGだと容量大きくなるし画質も劣化するのでなるべく画質を維持しつつ容量もそれなりに小さくするためにやってみることにしました。
具体的に説明すると、今までは1920×1080にリサイズしてましたが今回からは2700×1800でアップロードしてます。
これで前よりは良い感じになるんじゃないかなーって気がしてます。JPEGだとGoogle先生から定期的に怒られるし…。
ついに135mmの本命を決めました!
そしてレンズ沼も27になりました。もう防湿庫の容量も限界なので少し手持ちの何本か手放します。
個人的には135mmの画角が苦手でイメージ通りに撮れないことが多かったんだけど、何回か練習したことで何とか自信がついたので今回購入。
ちなみに練習はTAMRON SP 90mmF2.5 MACRO 52BをLens Turbo Ⅱなしで使ってました。
普段はLens Turbo Ⅱを使ってなんちゃってフルサイズの画角で撮ってます。
Lens Turbo Ⅱって何だ?って思った人は過去の話を読んでください↓
画角以外にも1段明るくなるのも大きなポイントです。
PENTAX SMC Takumar 135mm F2.5
オールドレンズの定番ブランドです↓
実はCarl Zeiss Sonnar T*135mm F2.8とギリギリまで迷ってました。
多分写りはこっちの方が優秀かも↓
ちょうど同じくらいの価格帯で見つけたので迷ったけど、最終的に写りの安定さより癖を優先しようってことで決めました。Carl Zeissのレンズってオールドレンズもかなり良い写りなんだよね。
それとSMC Takumar 135mm F2.5はF値が2.8ではなく2.5ってのもちょっとロマンを感じました(笑)レンズの透過率の違いもあるのでわずかに明るいのを実感できるか?って聞かれると…私には無理だと思います。
まぁこんな感じでついに135mmのレンズを買ったわけです。
多分前期型っぽい。
なかなかレンズが大きいし重たいです。レンズの状態はかなり良い感じでした。
最短撮影距離は1.5mとこの画角のレンズとしては一般的かな。屋外だと特に撮ってて不満はないけど、さすがにテーブルフォトは厳しいし屋内での撮影も厳しいです。
買ってから知りましたが、SMC Takumar 135mm F2.5には前期型と後期型があって、前期型は絞り羽が6枚(後期型は8枚)で被写界深度の数字の感覚が狭いとのこと。
このサイトで知りました↓
ちなみに1968年に発売とのこと。
純正のレンズフードとキャップ付きだったんだけどフードも長いのでなかなかの迫力。付けっぱなしだとバッグに入れるのも苦労します。ちなみにフードの逆付けもできますがバネヨットではなく被せ式なのですぐ外れるので実用的ではないです(笑)
SMC Takumar 135mm F3.5と比較してみました。
めちゃくちゃ安かったので衝動買いしたF3.5のモデルを持ってるので並べてみました。
左がSMC Takumar 135mm F3.5で右がSMC Takumar 135mm F2.5です。
かなり太さが違います。もちろん重さもかなり違ってきます。
フィルターとキャップとマウントアダプターが付いてるので分かりにくいけど、レンズの長さはF3.5の方がちょっとだけ長い。
屋外で絞り値の変化を見てみました。
久しぶりに撮ってきました。
組み合わせはいつも通りFUJIFILM X-T5にLens Turbo Ⅱを組み合わせてレンズを付けてます。
本来であればX-T5はセンサーサイズがAPS-Cなのでフルサイズ換算で202.5mmになります。しかしLens Turbo Ⅱを使うことでこんな感じになります。
135mm × 1.5倍 × 0.726倍 = 147.015mm
という感じで約147mmの画角になります。
この状態で撮った写真を見てみます。スライドバーを動かすと比較できますよ。
まずはF2.5とF4です。
F2.5だと周辺減光が少しあるけどF4でちょっと改善します。
次はF5.6とF8です。
F5.6で周辺減光は改善。F8で後ろのマンションにもピントが合ってきました。
F11とF16です。
もうここまで絞ると普通に綺麗に写るなーって思います。
最後はF22です。
この辺はもう分からん(笑)私が実際に使うのはF8までかなーって感じです。
このレンズに関しては光の影響を受けにくいカチッとした写りだなーって思いました。Helios-44-2 58mm F2みたいな光の影響受けまくりレンズを好んで使ってるのでちょっと新鮮な気分です。
Heliosの85mmもいつか欲しい…。
夜景も撮ってみました。
ピントは手前の標識に合わせてます。
まずはF2.5とF4です。
F2.5でも変な滲みもなくピント面も良好。優秀な写りだと思います。
F5.6とF8です。
F11とF16です。
F16でほぼパンフォーカスって感じになりました。多分使うことはないけど(笑)
最後はF22です。
どのレンズも同じだと思うけど絞れば普通の写りになります。やっぱ積極的に開放(F2.5)で撮りたくなるよね。
SMC Takumar 135mm F2.5とF3.5でも撮り比べてみました。
購入前に店内で試してた様子です。
左側がF3.5で右がF2.5です。手持ちなので画角が違うけど、さすがにぼけの強さが違うね。F2.5は前ぼけも良い感じ。設定も同じなので明るさも変わってます。
F2.5の方が当然だけど被写界深度が浅いのでピント合わせが大変で楽しい。
Takumarなので写りの方向性は一緒なのかなーって感じがしました。
猿島に行ってきました。
初上陸しました。
天気がちょっと怪しかったけど晴れ男と一緒だったので大丈夫でした。
光の関係かもしれないけど、F2.5とF5.6で色味がかなり変わる気がしました。F2.5の方が見た感じに近い色になってます。
青春って感じの1枚。何を語り合ってるのか。
さすがにポートレートの撮影ではないので135mmではなかなか撮りたい感じに撮れなかったのでレンズ交換しました。なので猿島の写真はこれで終わりです(笑)あとはFUJINON 55mm F1.8とHelios-44-2 58mm F2で撮ってました。
他にも撮り歩きました。
猿島で撮った写真でも気になってたけど、やっぱり絞ると色味が変わるっぽい。
露出だけ修正してるんだけど、何か色味が変わります。原因は分からないけど面白い変化です。
自宅周辺の散歩コースにあるとげぬき地蔵尊で撮りました。
最短撮影距離で撮ってみた。めちゃくちゃピントがシビアで楽しい。
普段じゃ遠くて撮れないのも撮れます。本当はローアングルで撮りたかったけど間に合わなかった…。
西陽が良い感じ。
超逆光で撮ってみたけどフレアやゴーストは出ませんでした。逆光耐性は強そう。
マニュアルフォーカスでも練習すれば動きのある写真も撮れます。
動物も大きく撮れます。これが50mmだとなかなかしんどいんだよね。
夜もちょっとだけ撮りました。
買った当日に東京駅で何枚か撮りました。
パキッと写るわけではないけど良い感じに写るなー。
雰囲気は良好。
一部を切り取るっていう意識が大事。
ほんと東京駅周辺ってこういうのが多いよね。たまに個性的なカメラマンが盛り上げるためなのか大声出しててびっくりすることもあります。
思ったより癖はなく優秀な写りでした。
そんなわけで、割と数ヶ月いろんなレンズをネットで見ながら探してたんだけど…ついに購入しました。
Carl Zeissより癖があるだろうってことで選んだけど、思ってたより癖も少なく逆光耐性も強い感じなので優秀な写りのレンズだなーって感じでした。
ふわっとした感じの写りが好みなんだけど、SMC Takumar 135mm F2.5は割と硬めな写りで色味もしっかり出るのも新鮮な感じ。
これでしっかりポートレート撮ってみたいね。
今回購入したレンズはこちら↓
APS-Cの画角に0.726倍した画角になる神レンズ↓
カメラボディはいつもの↓