カメラ友達からレンズを手に入れたときにレンズが生えたって言ってて良い表現だなーと思ったので私もレンズ手に入れたら使おうと思ってたんだけど、前回SMC Takumar 135mm F2.5を手に入れたときは見事に書くのを忘れました。
なので次回レンズを手に入れたときに書こうと思ってたんだけど、早くもそのタイミングが来ました(笑)しかもヤフオクとかカメラ屋で定期的にチェックしてたんだけど見つからなかったレンズだったのでテンション爆上がりですよ!
でも価格がなかなかだったしSMC Takumar 135mm F2.5買ったばっかりだし…と、1度は諦めて店を後にしたんだけど今買わないと後悔する!って思って閉店5分前に戻ってカードをバーンと出して購入しました。よくよく考えたら価格もヤフオクの半額以下だったし実店舗だったので実際に自分のカメラに付けて確認できたので、こんな機会なかなかないよなーってことで冷静に考えたら買うの一択ですよ。
秋葉原にある2ndBASEで購入しました。
めっちゃお世話になってます。
Helios-40-2 85mmF1.5
Helios-40-2 85mmF1.5
レンズ生えました!
中古市場では10万円前後でした。
ネットでの情報では割と長い間販売されてたレンズだけど、私が手に入れたのはKMZ製のM42マウントの個体でした。このレンズの情報少ないんだよね。とりあえずよく言われているのがボケモンスター。
最小絞りはF1.5で最短撮影距離は0.8mと割と寄れます。
とりあえず第一印象は、でかいし重い!
Helios-44-2 58mm F2やJUPITER-9 85mm F2と同じようにプリセット絞りになってますが、そんなことよりピントリングの位置がカメラボディ側に近いし個体差かもしれないけど重いのでめっちゃ大変。
でもそんなのも我慢できるくらいの魅力があります。
その重さからか三脚座が付いてます。取り外しはできないっぽいです。
ストラップ買いました。
実際にこのレンズを付けて持ち歩くにはちょっとストラップも変えないと長時間持ち歩くのが大変ってことで、買いました。
もう安定のPeak Designですよ↓
今までいろんなカメラストラップを使ってきたけど、ついに王道ですよ。
色はセージにしました。カーキっぽい色ね。移動中はストラップを短くして体に密着するようにすれば重さも軽減されていくらか快適になります。
何よりカメラがぶらぶらしないので安心感があります。
Lens Turbo Ⅱはメインレンズです。
毎度のことですが私はLens Turbo Ⅱを愛用しているのでAPS-Cのカメラに付けた画角とは変わってきます。
詳しくはここで説明してます↓
もはやメインレンズと言っても過言ではないです↓
こんな感じの画角になります。
85mm × 1.5倍 × 0.726倍 = 92.565mm
という感じで約92mmの画角になります。
本来の画角にかなり近づけるのが最高。しかも1段明るくなるのも地味に助かってます。
いつもの駐輪場で撮ってみました。
まずは開放(F1.5)とF2から。
全体的にかなり滲みます。F2でも滲んでます。
次はF2.8とF4です。
F4でやっとピント面の解像度が上がってきました。
F5.6とF8です。
F8でやっと全体にピントが合ってきました。
F11とF16です。
最後はF22です。
開放(1.5)でのぼけ方というか滲み方がすごい。F2.8で落ち着いてきてF8で全体的に安定するって感じでした。
秋葉原の駅前でも撮ってみました。
まずはF1.5とF2です。
F1.5だと秋葉原駅の表示部分にフリンジが出てます。Helios-44-2 58mm F2では開放(F2)でもフリンジが出にくい写りだったけど今回のHelios-40-2 85mmF1.5では出ました。やっぱり当時の技術でF1.5ってのはかなり無理した設計だったのかなーと。
F2.8とF4です。
F5.6とF8です。
F11とF16です。
で、F22です。
あまりこういう風景を撮るような画角のレンズではないような気もするけど、全体的に綺麗に撮る場合はF8かなー。
夜景も撮ってみました。
F1.5とF2です。
F2.8とF4です。
F5.6とF8です。
F11とF16です。
そしてF22です。
撮ってて何の参考になるのか分からなくなってました(笑)とりあえず絞ればそれなりに写るって感じです。
この写りで購入を決めました。
購入するか迷った2ndBASEでの写真です。これ以降の写真は開放(F1.5)で撮ってます。
Helios-44-2 58mm F2より簡単にぐるぐるぼけが出た「おぉー!」ってなった1枚。
どこを撮ってもぐるぐるします(笑)
これは購入したときとは違う日に撮ったんだけど、ぐるぐるしないときもある。
日中の写真を何枚か見てみます。
とりあえず浅草へ。
ピント合わせは慣れてきました。レンズもピントリングも重いので軽い筋トレ気分。
背景のぼけ方がとにかく凄いです。
何かいた(笑)動かない。
これは何が目的の人なんだろう…?
場所は変わって銀座の歩行者天国。ぼけがざわざわしてます。
凄い写りです(笑)
夜間も撮ってみました。
上手く表現できないけど、このぐあーって感じのぼけ方が何とも言えない感じ。
インパクトが凄いよね。
場所は変わって東京ドームシティ。
絶対絞った方が良いのに開放で撮るストロングスタイルです。
これはピント面が割とくっきりしてるのでF2.8で撮ったと思う。
ポートレートも撮りました。
今回は珍しく友達を撮りました。
勉強中のGodox Lux seniorを使いながら撮ってたんだけど、これがまたさらに難しくなるね。
完全にデザインで買いました(笑)↓
しばらくF1.5で頑張ってましたがあまりにも成功率が低いのでF2.8で撮ってます…。
友達なので思う存分撮りまくってます(笑)
F2.8で撮れば割と普通に優秀なレンズって感じの写りになるなーと思います。
何回も撮ってやっと撮れた会心の1枚。今年はストロボを使いこなせるようになるのも目標の1つです。
いつかはメインレンズにしたい。
そんなわけで、ついに手に入れたHelios-40-2 85mmF1.5でした。
おそらく当時は無理した設計で技術不足だったんだろうなーって感じかもしれないけど、今では癖やエモさとして評価されてます。実際私もこの写りの癖を使いこなせるようになりたいって感じで惚れ込んだ1人。
とにかく手に入れるのは苦労したし見つけたタイミングも絶妙すぎて一瞬買うか迷いましたが結果的に買って良かったと思います。
レンズの重さもPeak Designのストラップでほとんど気にならなくなったので、これからバシバシ使っていきます。しばらくはHelios-40-2 85mmF1.5とSMC Takumar 135mm F2.5の2本を基本装備にしようかなー。SMC Takumar 135mm F2.5は割と硬めな写りでHelios-40-2 85mmF1.5とは真逆の写りなので、場面によって使い分けていこうと思います。
今回購入したレンズはここで買いました↓
Lens Turbo Ⅱはメインレンズ↓
カメラはいつものX-T5↓