こういうオーディオ系のレビューでイコライザーを使えばって話をすると本末転倒な気がしてしまいます。なので私は素の状態での音質チェックをしたいと常に思っています。
というわけでTaoTronicsの製品のチェックも3回目になります。今回も本音で書いていきますよ!あまりないけど辛口になってしまうこともあるかも…(笑)
ちなみに過去のレビューはこちら↓
そして今回はBluetoothスピーカーをチェックしたいと思います。
まずは外観から見ていきます。一目見てわかるスピーカーの文字。
開けると本体が出てきます。
Bluetooth スピーカー TaoTronics TT-SK09
Amazonのレビューも参考にしてます↓
なかなかスマートな見た目です。防水機能もあったりNFCの機能もあったりと充実しています。
付属品は右から充電用microUSB-USBケーブル、有線での接続用オーディオケーブル(ステレオミニプラグ)、サンクスカード的な物、取説です。
天板に音楽操作のボタンが配置されてます。右から音量(+)、音量(-)、再生停止です。ぱっと見で分かるくらい大きめのボタンです。上下とも素材はゴムっぽい感じなので置いたときに滑り止めになるので安定します。+キーの長押しで曲送りはできますが-キーの長押しでの曲戻しには対応してません。曲送りと巻き戻しにも対応してないので注意が必要です。でもその辺の操作は接続しているスマートフォンなどから行えば何の問題もないと思います。
右側の側面には電源と充電用microUSB端子、有線接続用のステレオミニプラグの端子があります。
iOS端末(iPhoneやiPad)を使ってる私には縁がありませんがNFCにもきっちり対応してます。
スピーカーは全面に3発あります。この写真撮るの難しかった…(笑)
背面にもスピーカーがあります。多分これは低音用です。
iOS端末(iPhoneやiPad)での電池残量表示には対応していません。まぁ充電しながらでも使えるし10分間Bluetooth接続してない状態が続くと自動的に電源が切れる親切設計なので問題ないと思います。
ちなみに連続再生時間は約10時間です。
次に音質のチェックをしてみたいと思います。比較するのは同じく低価格で品質にも定評のあるAnker SoundCoreです。
Amazonと楽天のレビューも参考にしてます↓
レビューにも書いてますが、これもかなり優秀なスピーカーだと思います。
音質の前に外観から。TaoTronics TT-SK09の方が薄いです。さらにはAnker SoundCoreにない機能だと防水に対応してます。しかし連続再生時間はAnker SoundCoreは24時間と飛び抜けてます。
で、音質ですがTT-SK09は比較的低価格モデルに多い低音寄りです。比較するとAnker SoundCoreの方が高音の抜けが良いです。音の広がりも強く感じます。しかし…しばらく再生してると高音が抜けてきたので、結果的に双方ともあまり変わりのない音になりました。個人の好みの範囲ですがAnker SoundCoreが全体的に気持ち良く聴けるかなーって感じました。でもTaoTronics TT-SK09は少し音楽を流してたら良い感じに音が変わってきたので今後化けるかも…。
ちなみにTaoTronics TT-SK09はBluetoothのオーディオコーデックはSBC、AAC、apt-Xに対応してます。iOS端末(iPhoneやiPad)ではAACでの接続になります。ちなみに毎回書いてますが一般的に音質はSBC<AAC<apt-Xと言われてますがあまり気にしなくて良いと私は思います。先入観なく聴いたほうが幸せになれます(笑)
一方でAnker SoundCoreは不明です…。
※追記(重要)
記事執筆前にメーカーにapt-Xまで対応との確認をしましたが、後日実機で試したところSBCのみに対応でした。ご迷惑をおかけしました。お詫びして訂正いたします。申し訳ありませんでした。
そんなわけでイヤホンやスピーカーの価格破壊が激化してますな。正直この価格でこれだけの音質を確保できると他のメーカーは大変なんじゃないかなーと思うほどですよ。価格が高い=良い音とはもう言えない世の中なのかもしれません。
ちなみに販売元の満点プラスの商品を見てみると、他にもBluetoothスピーカーがありました。
消えてました…↓
スピーカーとしての仕様を見るとTT-SK09と同じ出力が6Wなので多分同じ感じの音かなーって感じがしますが…どうなんだろうね?
これは出力が20Wなので期待できそうな予感がします。まぁ出力だけでは分からない部分もあるんだけどね。