始めに、バイノーラル録音したネット上の音源データのほとんどが雨風などの環境音や電車の音だったりしますが、私の目的は…ライブハウスでの録音はどうなのか?この1点に集中します。全くと言ってネット上に情報が出ていなかったので私自身が人柱となって実験してみたいと思うわけです。
その前にバイノーラル録音って何よ?って人はこれを読んでみてくだされ↓
というわけで価格の高いモデルもありましたが、どんなもんか試してみたかった私は比較的安いモデルを買いました。
Roland ローランド バイノーラル マイクロホン イヤホン CS-10EM
Amazonと楽天のレビューも参考にしてます↓
ついに買いましたよ!ものすごい画期的な録音方法と思われましたがイマイチ話題になりません…。その理由は何故なのか?音質が悪いからなのか?それともダミーヘッドの価格が高いからなのか?
マジで高額です…↓
もう調べていても情報が少ないので話が進まない!ってことで今回購入したわけですよ。ダミーヘッドの価格が高いので私自身がダミーヘッドになります。
ちなみに高額なモデルはこれです。
Amazonと楽天のレビューも参考にしてます↓
ダミーヘッドの価格を見た後だとそんなに価格が高いと感じなくなる不思議…(笑)やっぱ技術的に人間の頭を再現するダミーヘッドの方が作るの大変なんだろうなー。
とりあえず付属品の確認からしてみましょう。
右から収納用巾着袋、イヤーピース(3サイズ)、風防、取説(英語、日本語)です。さすがにRolandなので日本語表記の取説があるのは助かります。
俺がイヤホンマイク本体です。順を追って説明すると…。
ピントが甘いですが…写真の左側が録音時に集音するコンデンサーマイクになっていて、右側はモニター用のイヤホンになります。ハウリングが起きないか気になりますが、集音している音をダイレクトにモニタリングできるんですな。
これもピントが甘いですが、マイク部分です。ぱっと見は普通のイヤホンにも見えます。こんな小さなマイクでちゃんと録音できるのか…?
端子部分は通常のイヤホンと異なり2本あります。写真の赤のステレオミニ端子はマイク側の集音端子で右側のステレオミニ端子がモニター用のイヤホン端子です。ちなみにイヤホン用の端子だけ挿して通常のイヤホンとしても使えました。音質は比較的フラットな感じで聴きやすかったわ。でもイヤホンとして使う人は少ないだろうなー。
で、どうやって機器に接続して使うんだ?ってことですが、一般的にはICレコーダーなどのマイク入力端子に接続して使うと思いますが…私はこう使うことにしました。
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Dock端子が30ピン時代にお世話になったTascam タスカム iOS Dock 用 マイク ラインアンプ iXJ2 アクセサリー◆並行輸入品◆ですな。これにLightning変換アダプタを組み合わせます。
過去記事で軽くどんな製品か?ってのを書いてますが、簡単に説明するとiPhone用のオーディオインターフェース的な物。もっと簡単に説明すると、これにマイクなどを接続するとiPhoneで録音ができます。いわゆるライン録りってやつだわ。
バルク品ですが評判は良い感じでした↓
これが久しぶりに活躍するわけですな。手持ちの機材で組み合わせたので、本音としては、もっとスマートな製品があれば乗り換えたいところ…。
合体するとこうなります。ちょっとスマートではないので同じような機能でLightning端子のがあればやっぱ欲しいなー。
iPhoneと接続するとこうなります。ちなみにiPhoneの壁紙は東京牛丼です(笑)好きすぎて壁紙にしてます。
マジでオススメです。
ちょっとiPhoneの下が長くなるのでポケットに入れるとトラブルが起きそう…。それだけが心配。
そしてついにCS-10EMを接続!!マイクとして使うので赤のステレオミニプラグを挿します。
これが重要なんだけど、CS-10EMはプラグインパワー方式で動作するマイクなので接続する機器もプラグインパワー方式に対応してる必要があります。ちなみにプラグインパワー方式とは録音機から電源を供給して動作する方式です。今回の場合だとiXJ2がプラグインパワー方式に対応している必要があります。写真を見れば分かりますが、もちろん対応してますよ。
ちなみにこの組み合わせで動画を撮ることもできますが、HDR−MV1のマイク入力端子に挿して使うこともできるので高画質を狙うならこの組み合わせが最強かもしれません。
Amazonと楽天のレビューも参考にしてます↓
そんなわけで、長くなってしまったので今回はこの辺で終わりにして次回は実際に録音してみます。とりあえずライブハウスに行く予定が月末までないのでスタジオでの音を録音してみたいと思います。試しに自宅でスピーカーから音楽を流してるのを録音してみましたがかなり良い感じでした!これはかなり期待できそうです。マジで360度の立体的な録音ができます!
本当は録音したサンプル音源を用意してから記事を書きたかったんだけど、あまりにもテンションが上がりすぎて先に外観だけでも…と思い書きました(笑)