最近レンズ運が止まりません(笑)マジで来月末まで買い物は控えなきゃならないのに良いレンズと出会ってしまうしダメ元でヤフオクで入札したのが落札できてしまう…。
お金がないときに限って出会ってしまう。人生ってそんなもんなのかなーって考えたりします。
特にオールドレンズっていうジャンルはその物の状態を考えると1点物なのであとで買おうってのができないのが悩みどころ…。なので毎回自分に言い訳をしながら買ってしまう…。
というわけで、レンズを数本手に入れてました。ジャンクレンズなので1本あたりの値段は数千円程度ですがチリも積もれば…ってやつです。
しかし今回はオールドレンズの1つのゴールに辿り着いたのかもしれません…。
TAMRON SP 90mmF2.5 MACRO 52B
TAMRON SP 90mm F2.5 MACRO 52B
ずっとネットで探してたレンズをやっと手に入れました!
1979年に発売されたポートレートマクロやタムキューと呼ばれてます。TAMRONの90mmレンズは多数発売されてますが、これは初代になります。公式でも言われている伝説のはじまりってやつですな。
正面のデザインはかなりシンプルで無限遠にするとフラットな状態になります。
最短撮影距離まで伸ばすとなかなか長くなります。ちなみに0.39mまで寄れます。近くてピントが合わないってことにはほとんどならないと思います。
ちなみにF値は2.5と少し珍しい気がします。F2.8が比較的多いので若干明るく撮れます。
Lens Turbo Ⅱと組み合わせるとこうなります。オールドレンズは金属の塊なのでLens Turbo Ⅱと合わせるとかなり重くなります。チープな感じには見えないのは良いところなんだけどね…。
FUJIFILM X-T3と組み合わせるとこんな感じ。
最短撮影距離まで伸ばすとこれくらい長くなります。
今度長期利用の感想書こうかな…↓
これが使えるのが使うレンズ選びの条件です↓
Lens Turbo Ⅱについてはこちら↓

通常であればAPS-Cのセンサーだと焦点距離が1.5倍になるので、TAMRON SP 90mm F2.5の場合は135mmになりますがLens Turbo Ⅱを使うことで約98mmになります。本来の画角に近い状態で使えるのが魅力です。
室内での物撮り。
手振れを防ぐために三脚を使っているので画角がいつもと違います。全て最短撮影距離で撮りました。
まずは開放(F2.5)から。いきなりピント面がシャープでびっくりした。それとピント面が薄くて合わせるのが大変。
ぼけ感もなかなか凄い。
F4でもまだピント面は浅いです。
F5.6です。
F8まで試してみました。
とにかく開放(F2.5)からかなり良い感じでした。色味はちょっと薄いような気がしなくもないですが、レンズの味なのかFUJIFILM X-T3だからなのかは分かりません(笑)とにかくこの写りはかなり好みでした。
初のマクロレンズですが近づけるレンズって最高なのかも…。
いつものチャリンコも撮ってみました。
外ではどんな感じになるのか?これは開放(F2.5)。天気は曇りだったので微妙な環境ではあるけど、ちょっと味のある写り。
F4でも雰囲気は変わらず。
F5.6。
F8。ここで撮ってる感じだと絞ってもぼけ感以外大きな変化がないような気がしました。
雰囲気と画質のバランスが良い感じです。
都内まで撮り歩きしました。
基本的に開放(F2.5)で撮ってます。
晴れたので空を撮りました。なかなか抜けが良いと思います。
今まで試したオールドレンズではなかったくらい開放からシャープです。マクロレンズですが遠景も余裕な気がします。
電車内も何となく雰囲気あるように見えなくもない。
電車内から。手振れを意識してたので設定が甘かった…。田舎のローカル線って感じの風景。
設定ミスってるけどF5.6まで絞れば端までシャープに写ります。
そろそろRAW現像してみようかなーって思ってた気持ちがなくなるくらい撮って出しの雰囲気は好み。
これはかすみ除去を+20かけました。個人的な感覚だけど開放からこれだけシャープに写ると軽く感動します(笑)
夜も撮ってみました。
浅草へ移動しました。
都会の夜なら余裕で撮れますな。
ちょっとしたスナップ写真でも問題なく使えます。F2.8よりちょっとだけ明るいF2.5ってのも良かったりするのかなー?
無理に明るくしなくてもいいやって最近思ってます。
頑張って自撮りしようとしてる着物女子を発見。背景が分かるくらいのぼけ感が好きだったりします。
ぼけが綺麗ですな。後ろぼけ。
前ぼけ。90mmの画角はまだ慣れてないので練習が必要だな…。
これはかなり良いレンズかもしれない…。
私は犬より猫派ですが犬を発見。
撮るのにピントリングをいじりまくってたらランニング中のお姉さんが絡んでたので気合いで撮った1枚。ピント面が薄いので動き物は大変。
良く写ります。
帰りの電車。今回の写真は全てフィルムシミュレーションをPROVIAで撮ってますが、なんか雰囲気的にETERNAっぽいなーと。
マクロ撮影をしてみる。
TAMRON SP 90mm F2.5 MACRO 52Bはマクロレンズなので最短撮影距離は0.39mmになります。
これくらい寄れます。ちなみに開放(F2.5)だと私の力ではピントが合わない…。なのでF4まで絞って撮ってます。
やっぱりピント面はシャープに写ります。マクロレンズにハマりそうです。
こんな距離で撮ることは少ないと思うけど寄れるレンズは正義なのかもしれない…。被写体に近づく分にはどこまでもピントが合うので快適。
私が愛してやまないコーンの軍艦巻きですが、ちょうどいい距離だとこれくらい。
最短撮影距離だとこれくらい。
上野でいつも並んでいる鴨to葱というラーメン屋に行ってきました。90mmだと寄りすぎてしまうので撮るのは大変です。味の方は…優しい味でした(笑)
しばらく常用レンズにします!
そんなわけで、初のマクロレンズにして伝説のはじまりとも言われるTAMRON SP 90mm F2.5 MACRO 52Bを手に入れたので試し撮りしてきました。
Lens Turbo Ⅱと組み合わせてるので約98mmの焦点距離ですが、本来のAPS-Cだと135mmになるので場面によって切り替えるのもありかも。
今まで何本かオールドレンズを手に入れて使ってみましたが、1番好みに合ってるかも…。他のレンズも個性や癖があって楽しいですが、解像感やぼけ感や写真の雰囲気のバランスは1番良いと思いました。
大袈裟かもしれないけど1つのゴールに辿り着いたんじゃないかな…とも思っています。
Twitterで言われたのは2代目のTAMRON SP 90mm F2.5 MACRO 52BBも良いらしい…。そんなこと言われると状態の良いのを見つけたらポチってしまいそうで危険ですな(笑)気をつけます…。
今回のレンズはTAMRON SP 90mm F2.5 MACRO 52Bを使いました。
カメラはいつものFUJIFILM X-T3です↓
Lens Turbo Ⅱを使うと約98mmになります↓