タイトルで気づいた人もいるかもしれませんが、オールドレンズを中心としたレンズ沼に入ってしばらく経つのでナンバリングすることにしました。レンズ1本に対して番号を振っているので今回で…11本目ですな。
なかなかのペースでレンズを手に入れてますが、比較的価格の安いジャンク品などを買っているので意外と財布にダメージはないです。具体的には5,000円以下のレンズを買うことが多いです。
OLYMPUS ZUIKO AUTO-S 50mm F1.4
で、今回のレンズで11本目ですよ。本当はOLYMPUSのオールドレンズはもう1本買ったんだけどLens Turbo Ⅱが使えなかったのでマウントアダプターを買うまで防湿庫で待機…。
OLYMPUS OM MC ZUIKO AUTO-S 50mm F1.4
F1.4ってフラグシップモデルなんだね↓
私は秋葉原にある2ndBASEで買いました。
入荷情報などSNSに載せてくれるんだけど実物見たいなーと思っているとあっという間に売り切れ…ってことも少なくないです。
実はこのレンズは買う予定ではなかったんだけど、マウントアダプターを買いに行ったときに偶然見つけてしまいそのままお会計へ…。これは運命かなとポジティブに考えています(笑)
ちなみに最短撮影距離は45cmだね。
本当はOLYMPUSのハーフサイズのレンズが欲しかったんだけどたまたま見つけてネットで調べてみたらなかなか良い感じだったので購入。
本当はこれが欲しかったんだよね。G ZUIKO AUTO S 40mm F1.4なんだけどフルサイズだとケラれるけどAPS-Cなら大丈夫とのことで気になってました。40mmってのも珍しいような気がします。これを探してたときに今回のレンズを見つけたわけです。
レンズ自体はかなり小さいです。これならマウントアダプターと合わせてもちょうど良いサイズ感になると思います。
Lens Turbo Ⅱと組み合わせるとこんな感じ。
最近すっかりLens Turbo Ⅱにハマってます。フルサイズと同じくらいの画角になるしF値も1段明るくなるのでF2.8くらいの少し暗めのレンズでも明るさを稼げます。
フルサイズセンサーのカメラを作ってない富士フイルムとの組み合わせは擬似フルサイズを体験してるようで楽しいです。
カメラはこれ使ってます↓
作例。
というわけでどんな感じに撮れるか見てみます。
まずは室内撮りです。やっぱり開放(F1.4)だとオールドレンズにありがちなふわっとした感じの写りですが、意外とピント面はシャープに感じます。
F2に絞ると突然シャープになりました。これもオールドレンズだと現象かな。
何本かオールドレンズを試して思ったんだけどF2より明るいのは暗い場所での緊急的な用途で使うことを想定してたのかな?ってくらいどのレンズも写りがガラッと変わる印象です。高級オールドレンズは分からないけど…。
F2.8まで絞ると普通の写りって感じです。ピントも合わせやすいしシャープです。
もうこの辺は背景のぼけ感が変わるくらいで普通な写りだと思います。
いつもの自転車置き場。やっぱり開放(F1.4)だとふわっとした感じの写りになります。
F2まで絞ると少しシャープに。
F2.8。
F4。
F5.6。
F8。
風景を撮るならF2.8からかなー。レンズの個性は失われてくるけど写りは良くなります。ここが悩みどころだね。
次は最短撮影距離で撮ってみました。なかなか寄れます。
F2だとふわっと感とシャープさのバランスが良いと思います。
作例(昼)
次はFlickr経由で撮った写真を載せていきます。
上野の不忍池でF8で撮ってみたけど、ここまで絞れば綺麗に撮れます。
やっぱ開放(F1.4)で撮るふわっとした感じが好み。毛穴まで写る解像度も良いなーと思うこともあるけど、こういう雰囲気重視の写真も悪くない。
ふわっと感とシャープさのバランスが絶妙に好みだったりします。このレンズ良いわ。
ここ数日ずっと雨だったり曇りだったけどやっと少し晴れてきた瞬間。絞ればなかなか立体的に写りますな。
多分ポートレートでも活躍しそうだよなーって思った1枚。良い感じにふわっとしてる。もちろん開放(F1.4)。
表参道に移動しました。スナップはF2が個性と画質のバランスが良い。
Diorにピントを合わせてます。良い感じにシャープに写ってます。
コロナウイルスの影響で喫煙所は閉鎖。
物騒な世の中になったね…。早く普通の日常に戻って欲しい。
雨に濡れたウッドデッキ。1973年に作られたレンズですが良い写りだなー。
良い感じ。今持ってるオールドレンズで1番好みの写りかも…。
作例(夜)
明るいレンズなので夜間も特に問題なく撮れます。とは言いつつISO感度は1250まで上げてるけどね(笑)現代の技術に助けられています。
良い感じだと思います。
上野へ移動。路上飲みが増えているのと上野という場所のせいなのか空き缶がいろんな場所にあります。
この距離感だと開放(F1.4)でも良い感じ。やっぱりふわっと感とシャープさのバランスが絶妙だと思う。
F2まで絞ればシャープさが増します。近距離が得意なレンズなのかなー?
この写真で思ったのは背景ボケはざわざわしてます。固めのぼけって感じかな。とろけるような…という表現もありますが、それとは違う感じ。
こんなご時世でも比較的元気なアメ横。
遠景はF2.8からがちょうど良い。
帰りの駅のホームで撮った公衆電話。これは開放(F1.4)。
1段絞ってF2で撮るとシャープになってコントラストも上がります。1段絞るだけでここまで写りが変わるのは面白い。ポートレートのときは開放だなー。
バランスが絶妙なレンズでした。
そんなわけで、2ndBASEで衝動買いしたレンズでしたがかなり好みな感じでした。Lens Turbo Ⅱとの組み合わせも良かった。
ふわっとしながらもピント面は比較的シャープでバランスが素晴らしい。
今のFUJIFILM X-T3の前はOLYMPUSのカメラを使ってましたが、良いレンズだなーと思いました。
しばらくはZUIKO AUTO-S 50mm F1.4 と Lens Turbo Ⅱの組み合わせで撮っていこうと思います。そろそろレンズが増えてきて防湿庫が狭く感じてきたので何本かレンズ手放そうかなーと少し考えています。
まぁレンズを売ったお金は違うレンズに消えていくんだけどね…(笑)
今回のレンズはこちら↓
購入したお店はこちら↓
カメラはいつものX-T3です↓
魔法のアダプター↓