今月はなかなか仕事が忙しくて記事を書く時間がなかなかなくて大変でした。さらにストレスも限界まできたので「経済をぶん回してきます!」と伝え有休を取り京都に行ってきました。
緊急事態宣言が終わったかと思ったら、まん延防止等重点措置という訳の分からん制限をかけてますがGW前になったらまた緊急事態宣言のようなことを国がしだすんじゃないか?ってことで行くなら今だなって感じですよ。
偶然にも私が働いてる会社は週に1〜2回PCR検査をしているので旅に出る直前に検査をして陰性ってのを確認してから行ってきました。まぁPCR検査の精度は…って感じですがやらないよりはマシかなと。
京都旅については何回かに分けて書きたいと思います。今回は旅に行くタイミングに合わせて買ったレンズの話です。
GIZMON Wtulens Lを買いました。
ストレスで物欲が爆発しそうなのと旅に出るってのもあったので買いました。
GIZMON Wtulens L 極薄 17mm超広角レンズ (富士フイルムXマウント)
ジャンル的にはトイレンズかな↓
30代以上の人なら1回は使ったことがあるであろう写ルンですのレンズを再利用したミラーレスカメラ用のレンズです。これを使えばデジカメで写ルンですの写りを体験できるわけですよ。
このレンズ自体は2018年に発売されて話題になりましたが、当時はOLYMPUSのE-M10を使っててそこまで気になってなかったんだよね。センサーがマイクロフォーサーズなのでF16はさすがに厳しいなーと。
ちなみに写ルンですのレンズ仕様は35mm F16となかなか暗いレンズです。なので背景をぼかすような撮影は無理でスナップに特化したカメラです。
今回買ったWtulens Lは上の図のようにレンズを2枚対称に合わせることで0.5倍の広角になってます。なので約17mmになっています。それをAPS-CのFUJIFILM X-T3で使うと約28mmの広角レンズになります。
付属品は取説と巾着袋だけです。シンプルですな。
レンズをチェック。
これがレンズです。とにかく小さい。レンズの周りは樹脂製のような素材で3Dプリンターで作ったような感じがします。
そしてこれがFUJIFILMのマウントに付けるアダプターになります。Wtulens LはCマウントなんだね。ちなみにWtulensはL39マウントです。こうなるとCマウントレンズも欲しくなるなー(笑)
組み合わせるとこうなります。まるでレンズキャップみたいなサイズ感です。ちなみにレンズを保護するキャップはないです。あったほうが安心だけどレンズが小さいのでまぁなくても平気かな。
取り付けてみます。
私が愛用しているFUJIFILM X-T3に装着してみます。
とにかく薄い!
横から見るとレンズが付いてるか分からないくらい薄い。
中古だと9万円前後です(記事更新時)↓
現行機種のX-T4は手ぶれ補正がついてますが価格差を考えるとX-T3で十分だと私は思います。
どんな写真撮れるの?
ここからはFlickr経由で作例的なのを見ていきます。JPEG撮って出しにかすみ除去を+20くらいかけてます。
フィルムシミュレーションはVelviaで撮ってます。パンフォーカスなのでこういう風景撮りに向いてます。構図と手ぶれだけ気をつけてシャッターを押せば良いだけなので楽だわ。
F16となかなかくらいレンズですが天気の良い日中ならそこまで感度を上げなくてもこれくらいは撮れます。
下鴨神社で撮りましたがこんなご時世なので人は少ないです。
なんとも言えない写りだと思います。解像度よりも雰囲気に全振りしてる感じのレンズです。私は毛穴まで写る写真よりも雰囲気を重視した写真の方が好みなので満足しています。
日陰の薄暗いところで撮るとISO4000とかなり感度を上げないと厳しいです。高感度に強いカメラで良かった…。
ちなみにこのお守りが欲しかったんだよね。前回行ったときも買ったんだけど、中に水が入ってるんだよね。美しい。
場所は変わって宇治です。条件が良ければ普通に写ります。
日が出てるとこんな感じの写りになります。これはこれで雰囲気は良いと思うんだけどね。
基本的にどこに行っても人は少なかったけど宇治のスタバだけはそこそこ混んでました。
藤の花を発見しました。レンズの画角的にこれ以上寄れなかったのが残念。
京都マジックなのか傘立てですらおしゃれに見える不思議…。
予想以上に面白いレンズでした。
そんなわけで、写ルンですのレンズを再利用したWtulens Lで撮ってみました。
トイレンズ的な写りかなーって思ってましたが、なかなか雰囲気のある写真が撮れるレンズでした。F16と暗いレンズですが最近のカメラは高感度に強いのも増えてきたのでそこそこ使えます。感度(ISO)を上げるとノイズが乗りやすくなるけど、このレンズならそれすらも味になるので個人的には特に気になりませんでした。
1つだけ気になったこともあって、レンズが薄すぎるのでカメラボディからレンズを取り外すのが大変です。マウント部分がちょっと硬いんだよね。
しかし写り自体は面白いので普通のUtulensも気になってきたからもしかしたら買うかも…。
平成レトロってブームが来てるらしく本家の写ルンですも再注目されてるらしいです。
そんな写ルンですのレンズを現代のデジカメで使うってのもなかなか楽しいと思います。
最近売れてるらしいです↓
今回レビューしたのはこちら↓