金属磨き楽しい!!
というわけで、最近ありとあらゆる物を「磨いたらどうなるか?」という視点で見ています…。これはもう病気ですな。でも磨いている時間は何も考えず、文字通り無の状態です。気がついたら朝…なんてことも何度もありました。
ASMODUS LUNAを磨いてました。
スコンカーボトルの漏れが気になります↓
スコンカーボトルからリキッドが漏れるのが気になってたんだけど、RSQのボトルにLUNAのボトルのチューブを入れて使うことで解決しました。秋葉原にあるフレーバーキッチン(フレキチ)に相談して解決しました。それ以降私はフレキチ先生と呼んでいます(笑)
まぁそんな感じでリキッドが漏れる問題をクリアしたので…あとは磨くだけ!
その前にASMODUS LUNAのパーツを分解して塗装のついたパーツを剥離します。ちなみに分解はフレキチ先生が協力してくれました。神対応ってやつです。
剥離に使う溶剤はトイレ掃除の定番サンポール。
おそらくどの家庭にもあるでしょう↓
酸性の溶剤に漬けることで表面の塗装を剥がします。
こんな感じで浸けます。時間にして30分前後です。
しかし、残念ながら塗装が強力すぎて剥離できませんでした。それよりも元の素材のアルミが溶けそうで危険な感じがしたので、やっぱり磨いて塗装を落とすことにしました…。もちろん全て手磨きです。
磨くのは低価格で出来ます。
今回、私が使った磨く道具を書き出していきたいと思います。
まずが耐水ペーパー。#400から#800、#1000、#1500、#2000と順番に磨いていきます。
100均でも買えますがネットの方が量が多いです↓
この辺りを買っておけば大丈夫です。
次に定番のピカールで磨きます。
番手だと#4000くらいとのことです↓
これでひたすら磨きます。ポイントとしては、耐水ペーパーがひたすら番手を上げながら磨けば良いですがピカールの場合は磨いた後に中性洗剤で洗います。手頃なのだと食器用洗剤で洗えば十分です。
この辺から鏡面っぽくなっていきます。
次はホルツのミクロコンパウンドで磨きます。
番手だと#8000とのことです↓
ここまで磨けばもうほとんど鏡面になっていると思います。もちろん磨き終わったら中性洗剤で洗います。
そして仕上げはワコーズのメタルコンパウンドで磨きます。
番手の情報はありませんでした…↓
ちょっとだけ価格は高いですが効果は抜群です。もちろん磨き終わったら中性洗剤で洗います。
ここまで磨けばほぼ完璧な鏡面に仕上がっていると思います。
本当はここでゴールにしたいところですが、駄目押しでこれを使いました。
キタコ(KITACO) ミラーフィニッシュというバフクリームを使いました。バフクリームを使って手磨きする…手バフってやつです(笑)もうここまでくると意地でも電動工具は使いません!全部手です。
番手だと#10000とのことです↓
ポイントとしては、ワックス効果があるので磨いた後は中性洗剤で洗うのではなく綺麗な布(ウエス)で拭き取ります。
ピカール以降の磨きはこれを使います↓
布はケチらないでガンガン綺麗な部分を使います。
磨いたらこうなった。
本当は磨いてる途中の写真もあれば良かったんだけど、何せ無心になって磨いてたので撮り忘れました…。
それではいきましょう。ちなみにMODも同じ流れで磨いてます。
ここからの変化ですよ…。
どうよ?
これが!
全力の!!
手磨きだっっっっ!!!
いかがでしょうか?写真だと完璧には伝わらないのが残念でならない…。まじでヌルテカですよ。ちなみにフレキチ先生に実物を見せたら「手磨きでこれはヤバイ!」と笑ってました(笑)いやー努力が報われた瞬間ですな。
もうちょっと細かく見ていきますよ。
天面はこんな感じ。元々あったLUNAの文字は完璧に消しました。
ネジも黒だったので頭の部分だけ磨きました。塗装を剥がしたら何箇所か凹みがあったんだけどこれを消すとなると全体の形が変わってしまうので断念…。
底面もがっつり鏡面になりました。
同じく磨きまくったASMODUS C4を乗せてみました。
何気に磨くの大変でした↓
アルミの鏡面とステンレスの鏡面の具合を合わせるのが大変でした。
ちゃんと鏡面になってます。満足。
次は何を磨き倒そうか…。
そんなわけで、夜な夜な磨くこと約1週間。なかなか良い時間でした(笑)
繰り返しになりますが、全て手磨きでやりました。電動工具を使えば半分以下の時間で磨き倒すことができると思いますが途中から意地でやりました。
それと磨いた感じではステンレスよりアルミの方が苦戦します。素材が柔らかいのか小傷が目立つし形も変わりやすいです。
とにかくフレキチ先生に助言をしてもらいながら磨きましたが楽しい時間だったので次の磨く獲物を探したいと思います。