さて、3日目も後半です。前半はこちら。
〜1日目〜
〜2日目〜
〜3日目〜
前回の嵐山から移動します。
着いたのは二条城前駅。
ここから和雑貨のお店を渡り歩いていこうと思います。目的は祇園の八坂神社まで。
地図でいうと…
こうなります(笑)やっぱねー、足で探すのが1番ですよ。
まずたどり着いたのは① 京友禅体験工房 丸益西村屋です。
ここは主に和装の染色に携わってきた工房で京町家を改装し京友禅体験などができるようにして日本の伝統工芸を広く知ってもらおうとしているわけです。
なので昔の京都の家なのかなーって感じの内装で空気が良かったです。店員さんも穏やかな方で話すだけで癒されました。しかもちょっと天然な方で、買い物した時のお釣りで100円玉がないとのことで大量の50円玉を渡されました(笑)なんかこういうのも楽しいよね。
で、次の場所に行こうと思ったんだけど京都は細い通りが多くてどこを歩けば店があるのか分からなかったので店員さんに聞きながら歩いて行くことにしました。
その名も…
「この辺りのオススメの和雑貨のお店を教えてください。」
これですよ。和雑貨のお店の店員さんが勧めるお店を渡り歩きながら祇園まで行こうじゃないか!っていう考え。
そこで教えてもらった2軒目がここ。
② RAAK 本店
ここは手ぬぐいの店で和というよりモダンなデザインの手ぬぐいが多いのが特徴。手ぬぐい以外にも液晶クリーナーもあったので購入。そのときにまたオススメを紹介してもらいました。
③ 伊兵衛 本店
まさかの姉妹店(笑)なのでここも手ぬぐいのお店ですがRAAKよりも和の要素が強いとのことでオススメされました。手ぬぐい以外にもバッグや巾着もあるので楽しめました。
そして次のオススメされた店がここです。
④ くろちく・天正館
ここは自社ブランド以外の和雑貨も取り扱ってる店でした。いろんな種類のがま口と足袋があったわ。それと匂い袋と練香があったんだけど匂いの種類が和でもなければ京でもなかった…。ちょっと残念。
次のお店はここです。
⑤ 京極 井和井
ここも手ぬぐい、がま口などが豊富に揃ってますが私が気になったのは、昭和の着物の柄を西陣織で再現した「みやこがえし」っていう織物が良い感じでした。
そして次のお店は…
ここは本日1番ツボに入ったお店でした。建物ごとにジャンル分けされています。
足袋(靴)、着衣(女性衣類)、伊勢木綿(手ぬぐい)、わらべぎ(こども衣類)、布袋(ふろしき・かばん)とありますが特に傾衣(男性衣類)がかなり良かった。
ちなみに傾衣(けいい)とは、
「傾く(かぶく)」為の紳士和服。室町時代、他と違った身なりの人や、自由奔放にふるまう人のことを「傾いた人」、又は「傾き者」と呼んだそうです。(後に「歌舞伎」という言葉が京都で生まれる)SOU・SOU傾衣(けいい)は現代の傾き者のための衣装を提案します。
店員さんの説明だと、着物や羽織、作務衣などをモチーフにしているとのこと。いやー、私が探していたのはこういう服なのかもしれない…と思うくらいハマりました。
これはライブでのステージ衣装にしよう!と、決めました。普通に私服としても着るけど…。
買っちゃった。
東京では青山にだけ店舗があるとのことなので行ってみようと思います。昔はお台場にもあったらしいです。
SOU・SOU KYOTOは、あやの小路に続く第2の心のスポンサーにしても良いくらい気に入りました。毎月1着ずつ買おうかなーと企んでます(笑)
そして本日最後のお店です。
⑦ カランコロン京都
ここは以前から知っているお店でした。がま口を主に取り扱ってるんだけど観光客が喜びそうなデザインの物が多いです。個人的に、がま口であればあやの小路がオススメです。口金の品質が他のブランドより良いです。
そんなわけで、前半の嵐山を含めると超歩きました。今回歩いた場所を順番に地図上で表すとこうなります。
スタートした時間がもっと早ければ多く回れたかもしれませんな。
思いつきで始めた「オススメの和雑貨のお店を教えてください。」でしたが、地元の人と会話もできるので関西弁(京都弁)も堪能できるしかなり楽しかったので、また違う機会に違うエリアでやってみようかなーと思ってます。
最後に祇園の路地裏と八坂神社の写真を撮ったので何枚か出してみます。写真を選択するとFlickrにアクセスしますよ。
一見さんお断り感が凄いです。
ある意味不思議な世界ですな。
祇園にはこういう場所が豊富にあります。趣がありますな。
今回撮影で使ったのはこちら。お店の写真はリッチマンレンズで他はE-M10で撮りました。