去年、いろんなところで写真を撮っていてストロボ(フラッシュ)って便利だなーと思ったのが始まり。最近だとiPhoneのフラッシュでもなかなか良い感じに顔を明るく撮れるのにちょっと感動。
自然光にこだわってきましたが、逆光だったり被写体より背景の方が明るいときって明るさを被写体に合わせると背景が白飛びするし、逆に背景に明るさを合わせると被写体が暗くなりすぎるって環境でストロボを使うことで被写体も背景も明るく撮れるってことは前から知ってましたがストロボを持っていなかったので諦めてました。
Lightroomでシャドウを上げれば多少明るくなるんだけど、そこも限界があるので使うとしても最後の手段的な感じです。
そこで今回は安くストロボを手に入れたので、使ってみた話です。
そしていろいろ調べてみるとディフューザーってのが便利ってのも分かったんだけど手に入れたストロボには純正のディフューザーがないので自作してみたので書き残しておきます。
FUJIFILM EF-X8
中野にあるフジヤカメラで格安で販売してたので購入。
都内には多数の中古カメラ屋がありますが、中でもフジヤカメラでは衝動買いしたくなる出会いが多い印象。
ちゃんと梱包してくれてるのがありがたいです。
昔は付属品だったらしいです↓
カメラボディに内蔵していてもよさそうなくらいシンプルなストロボです。
発酵部分は小さいのでそこまで光量は多くなさそうです。さらに上向きに角度を変えることもできないので正面に光を飛ばすことしかできません。
カメラボディから直接電源を取るので電池や充電は必要ないです。使用頻度が少ない私にとっては、いざというときに電池切れになるよりこのほうがありがたい。
ちなみにカメラと接続したときには外れないようにロックされます。写真のボタンを押しながら引き抜くと外せます。
大きさは58mmのレンズキャップと同じくらいと小型です。
取り付けるとこんな感じ。正直あまりカッコ良くはないね。
横から見るとこんな感じ。うーん。
ストロボを上げるとこんな感じ。
冒頭にも書いたけど私の使用目的は被写体よりも背景の方が明るいときに被写体を明るく撮るために使いたい!って感じです。
で、実際にそういう環境で撮ったのを見るとこうです。
いわゆる背景の方が明るくて被写体が暗い状態。Lightroomなどで修正する方法もあるけどストロボを使うとこうなります。
なんかホワイトバランスが変わったけど、ちゃんと桜が明るく撮れました。これを極めれば逆光に強くなれるかも…。
ディフューザーというのを使うと自然に撮れるらしい。
ストロボについていろいろ勉強してるとディフューザーというのを使うとストロボの光が拡散されて自然な感じで撮れるらしいです。
光を白い板だったり布を当てて撮影します。
ちなみにディフューザーとは
ストロボなどの前に取り付けて光を和らげることができるアクセサリーです。ストロボを直接発光させると被写体に当たる光が硬くなるので、花や女性のポートレート撮影などでは、乳白色の板を貼ったり、市販のディフューザーをストロボに装着したりして撮影します。
要するにそのままだと被写体に光が強く当たりすぎて、いかにもストロボ使いました的な写りになるのを光を和らげることで自然な光になるよ。ってことです。
これは便利そうだってことでFUJIFILM EF-X8で使えるのを探してみたけど…ない。
とりあえずディフューザーの目的とい効果は分かったので自作してみることにしました。
困ったときは100均です。
とりあえず何かしようとするときは100均からチェックします。
とりあえず袋を被せてみたけど失敗。特に変化はないです。調べた感じだと、透明なビニールだと効果なし。それと発光部に近すぎても効果は出ない。もしこれで効果が出たら簡単だったんだけどそうは上手くいかないわけです。
で、1週間以上仕事をしながら試行錯誤した結果、これなら上手くいくかもっていうイメージが決まったので実行。もちろん100均で。
こんな感じで作りました。
DAISOで買ったフォトフレーム。
中身を全て外して枠だけにします。
フォトフレームの裏側に両面テープを貼ります。枠に収まるようにカッターで両面テープを切ってます。
光を拡散する効果のあるトレーシングペーパーを枠に合わせて切ります。
そして両面テープの部分にトレーシングペーパーを貼ります。
正面から見るとこんな感じ。これでディフューザー部分は完成。次はこれをどうやってEF-X8に取り付けます。
取り外し可能にするのが目的。
まずはEF-X8の天面にマグネットシールを貼り付けます。ちょっと美しくないのでもう少し薄いマグネットに変えたい。今回は100均なのでこのまま進めます。
この天面が斜めになっているので取り付けに苦戦しました。
次にカードスタンドを用意します。
こんな感じで先ほど作ったディフューザー部分に取り付けます。ストロボに当たる部分にはマグネットシールを貼ります。ここもちょっと美しくないので磁石探します。
そしてストロボと合体。カードスタンドの角度が絶妙に合ってて助かりました。
完成!
もしかしたらトレーシングペーパーは1枚じゃない方が良いかもしれないので後日修正するかも…。
これでストロボから少し距離を離したところにディフューザーを配置することに成功。意外と磁石もしっかり効いてるのでちゃんと固定されました。
比較してみます。
まずはディフューザーなしの状態から。
中心部分に光が強く当たっているのが分かります。
そして今回の自作ディフューザーを使った写真がこれです。
ちょっと暗くなったかな。周辺減光もしっかり出てるなー。
ちなみに撮影時の設定は同じにしています。
物撮りも試してみました。これはディフューザーなし。
ディフューザーありだとブタメンの顔に光が反射している感じが軽減されたような気がします。
これは成功かなー?ポートレートで実験してみたいわ。
自作ではないディフューザーも買ってみたので後で追記します。
そんなわけで、ディフューザーを自力で作ってみました。
2週間くらい作りながら考えてたけど、まぁまぁ効果はあるようになったと思います。というか効果があると思いたい…(笑)
実は普通にディフューザーも買ってみたので、そっちでも同じように比較してみようと思います。もちろん純正はないので加工が必要になるんだけどね。
とりあえず今回の自作ディフューザーですが、持ち運びをどうしようか考え中です。トレーシングペーパーは普通の紙なので雑に扱うと簡単に破けます(笑)これも100均でケース探しかな…。
今回買った商品はこちら↓
ダイソーのオンラインショップでどんな商品があるか調べてからお店に行くのがオススメ↓