ドラムのモニター環境を考える。その1

オーディオ
スポンサーリンク

今回は音響機材の話です。

私はバンドでドラムを叩いてるのですが、イヤモニを導入してます。

【国内正規品】 Etymotic Research カナル型イヤホン ER-6

Amazonのレビューも参考にしてます↓

[amazonjs asin=”B000BFVI28″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”【国内正規品】 Etymotic Research カナル型イヤホン ER-6″]

世間ではカスタムIEM(耳の型を取って作る自分専用のイヤホン)以外だとShureの215あたりを使ってる人が多いですが、私はETYMOTIC RESEARCHです。補聴器のメーカーっていうマニアックな感じですが原音重視ならShureの上なんじゃないかと思ってます。

お金さえあれば手持ちのUltimate Ears Triple.fi 10 PROをリモールド(耳の型を取ってイヤホンは持ち込む低価格なカスタムIEM)して作るんだけどなー。

まぁそれはいいとして、ライブでやる曲の中で打ち込み音源に合わせて演奏する曲が数曲あります。今はCDをPAさんに渡して流してもらってます。

しかし周りからは不思議がられます。というのも、本来打ち込み音源に合わせる場合はクリックの音を聴きながら叩くんだって。って分かってたけど私は音源だけを聴いて叩いてました。

普段の個人練習ではクリックなしの音源でコピーしてみたりしてたのでオリジナル曲でもそれの延長線上だと考えてたのでクリックって発想はなかった…。

ところが前回のライブでPAさんに返してもらった同期用の音源の音が悪かったんだわ。低音が強すぎてリズムがつかめないのよ。

初めてのことだったのでかなり動揺しましたが、その日はギリギリ無事に乗り切れました。ギリギリといっても演奏が止まるような事故がなかっただけで内容は良くなかった…。

そこで今後こういうことがないように同期用の音源は私が管理することにしました。具体的にはPAさんには返してもらわないで自分で直接同期用の音を聴くって感じです。

【正規輸入品】 日本エレクトロハーモニックス ART USB Mix Project Series ARTMIX

Amazonのレビューも参考にしてます↓

[amazonjs asin=”B008CNTTUO” locale=”JP” tmpl=”Small” title=”【正規輸入品】 日本エレクトロハーモニックス ART USB Mix Project Series ARTMIX”]

現在使用してる機材はこれです。ミキサー型オーディオインターフェースという2in1的な物。もちろんミキサーとして使えます。

どういう風に組み立てるかを考えると意外と難しいことが分かりつつもイメージはこんな感じになりました。とりあえずPC(DAW)は使わない構成です。PCを使うのはトラブルが起こる可能性があるからです。

理想はステレオでクリックと音源をミキサーに入力して音源だけPAに返す。そしてドラムにはクリックと音源を返す。しかしステレオでってのが無理っぽいので上の図みたいにすればモノラルだけど音源はPA、クリックはドラムと分けることができる。

音源もモニターしたい場合は、あらかじめ

 

1ch 音源 R

2ch クリック L

3ch 音源 L

 

という構成の音源を作っておく。もちろん出力はRをPA、Lをドラムって感じ。

問題点としては、事前に音源を作っておくので現場での微調整ができないことだなー。それに楽器隊の音がモニターできない。ミキサーの2chに楽器隊の音を入力すれば何とか…って感じだけどART USB Mixは2chの同時入力ができないらしい…。できたけどiPhoneからだと極端に出力が小さい。アンプが必要になるかも…。

次はこんな構成を考える。

これだとPAに返す音はモノラル、ドラムには音源はステレオで左からだけクリックが聴こえる。演奏中に違和感を感じるかも…。

さらにはいくつかの問題点が出てくる。

ART USB MiXにはパンがない。生楽器の音をPAさんに返してもらう時にパンをLに振ってくれれば問題はないけど、本番でPAさんが忘れるなどのリスクを考えると任せるのもちょっと心配。

それと根本的な問題として、先に挙げた2つの図で組み立てると片耳からしか音が聴こえない。モノラルだから当然なんだけど。

そこで調べてみると「スプリットケーブル」という物の存在を知ったわけです。

そんなわけで、今回はこの辺にします。長くなったしね。

続きは次回にします。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

タイトルとURLをコピーしました