いつかは手に入れてみたいレンズブランドと言えばCarl Zeiss。ついに手に入れました!
場所は秋葉原にある2ndBASEです。レンズの物色をしに行ったら…見つけてしまったんだよね。
マジでお世話になってます↓
個人的に決めていた予算内で見つけたので少し悩んで購入!今回はこのレンズで秋の鎌倉を散策したので作例を見ていきたいと思います。
Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8
ゼブラ柄を狙ってました↓
価格的にも手頃なので手を出しやすい。そしてデザインが良い。ってことで時間があればオールドレンズ屋やヤフオクなどをチェックしてました。
レンズ自体は薄い方なのでマウントアダプターを付けてもそこまで長くならないし重さも比較的最近使っていたオールドレンズより軽いです。
私はLens Turbo Ⅱと組み合わせて使うことが多いのでレンズの後ろ玉が干渉しないかもレンズ選びのポイントになります。で、Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8はなかなか後ろが出るんだけど、Lens Turbo Ⅱに干渉しないで使うことができました。
もうこれを2ndBASEで確認した瞬間購入確定です(笑)
最短撮影距離は0.35mとハーフマクロなんじゃないか?ってくらい寄れます。寄れるレンズは正義です。
外装も割と綺麗です。
Carl Zeissのロゴが眩しい。ちゃんと買う前に自分のカメラで撮ってみたので写りに関しては文句なし。
ちょっと問題だったのは絞りバネに油染みがあって動きが鈍いところなんだけど、私は基本開放(F2.8)で使うので特に問題なし。もし今後気になるようなら分解してみようかな…。
FUJIFILM X-T3とLens Turbo Ⅱと組み合わせてみるとこんな感じ。アダプター付けてる割にはコンパクトにまとまってます。
Lens Turbo Ⅱを使うことで本来はAPS-Cだと焦点距離が1.5倍になるので75mmになりますがLens Turbo Ⅱをつけることで約54mmになります。さらに明るさも1段明るくなるのでF2相当になります。ぼけ感ではなく明るさだけF2って感じです。
詳しくはここで書いてます↓
カメラはいつものX-T3です。
今回は開放のみです。
いつもの写真ですが今回は絞りばねの不調により開放(F2.8)のみで撮ってみました。
まずはブタメンを最短撮影距離で。ちょうど良いくらいに寄れるしピント面の解像度も良い感じです。
いつもの駐輪場も周辺は流れてますが中央部分はちゃんと解像しています。鷹の目と言われているレンズですが開放だとちょっと甘い感じかな。
寒くなってきたのでほっとレモンを最短撮影距離で。寄れるレンズは正義です。
割と寄れるレンズなのでマクロレンズ的な撮影もできます。F2.8なので特に絞らなくても楽に撮れます。
個人的にはF2くらいがオールドレンズとしては好みなのでF2.8は少し物足りないですがある程度明るいところならストレスなく撮れます。
鎌倉を散策しました。
いつもは上野とか浅草が多いですが、今回は鎌倉に行ってきました。気合が入ってるというよりは、たまたまタイミングがそうなっただけなんだけどね(笑)
ここからはFlickr経由で貼ってます。
小町通
鎌倉駅から小町通を歩きながら鶴岡天満宮に向かってたんだけど、良い感じの雑貨屋を発見。
レンガを使った雑貨屋アクセサリーを販売しているお店で、沖縄に多く店舗がありますが関東だと鎌倉のみ。(記事更新時)
オンラインショップでの販売はしていないので現地に行かないと買うことができないってのも大きなポイントです。
こんな感じで色んなデザインのアロマストーンがあります。
鎌倉ってことで大仏のアロマストーンにグッときました。1つずつ表情が違うのでどれにするか悩む…。
ほぼ最短撮影距離で撮ってみました。ぼけ感も良い感じ。
このベンチが欲しい…(笑)
悩んだけど購入しました。でもまだ開封してないんだよね。これを置くお皿を探しています。
鶴岡八幡宮
鶴岡八幡宮に到着。階段がしんどい。超逆光だった。綺麗に撮るなら午前中の方が良いんだろうけど遠いし早起きできない…。かすみ除去を+20くらいかけたけどこれが限界。
菊の花も良い感じ。
今回は加工やフィルムシミュレーションでコントラスト強めにしなくても紅葉してました。
高徳院(鎌倉大仏)
一通り満喫したので鎌倉の大仏まで徒歩で移動。
トンネルを歩いて通るなんて何年ぶりなのか忘れるくらい久しぶり。
そして到着。閉まる直前に入ったので人は少なかったなー。さすがに実際はもっと暗くなっていたのでISO感度は1000まで上げてます。
開放(F2.8)だとちょっと滲むような感じになるけど個人的にはオールドレンズらしくて良いと思います。てかこの角度だとかなりイケメンだな。
閉まるギリギリに撮った人が誰もいない大仏。ISO感度は4000まで上げないと厳しい環境だった。ピントが甘いのか手ブレしちゃってるのか分からないけど感覚的ではISO3200が限界値かなー。
長谷寺
暗くなったので帰ろうかと思ったんだけど最後に長谷寺に行ってきました。
本尊造立1300年記念とのこと。暗くてあまり分からなかったけど金色の提灯でした。(あとでネットで知った…)
12月12日(日)まで紅葉のライトアップをしてるとのことでタイミングが良すぎる!
拝観料を払うと見れる裏側。
X-T3はホワイトバランスをオートにすると白に近い感じになるので手動で設定して見た目に近い感じにしてます。撮った後に補正すれば良いんだけど私はその場で設定を決めて1発勝負です。
なのでこれ以降の写真は毎回設定しています。
ライトアップされた紅葉が綺麗でした。ここから特にF2.8の厳しい戦いになります…。
弁天窟という洞窟があるので入ってみました。
これがこの日の最大感度。ISO10000で撮りました。さすがにノイズが凄い…。置いて撮れたらシャッター速度遅くできるのでこんなに感度上げなくて良いんだけどね。
洞窟の中は暖かくて快適でしたが天井が低くで腰がやられました。
蝋燭の火がありがたい…(笑)
ここからめっちゃ天井が低くなります。
小さい人形が大量にいます。
手前の蝋燭にピントを合わせてますがなかなか雰囲気良く撮れた1枚。
弁天窟を出て写経場に移動。とにかくISO感度上げまくりの過酷な環境でした。
ちなみにiPhone13で撮るとこんな感じ。余裕で明るさが稼げます。ホワイトバランスは白くなるように補正されてますな。
これも良く撮れた1枚。木の枝が影のようになっているのが雰囲気あります。
ひたすら階段を歩き観音堂に到着。怪しげにライトアップされてました…。それにしても何で青なんだろう?
光のラインが良い感じ。でも撮るのは厳しい…。もっと明るいレンズが欲しくなります。
優しい鷹の目って感じかな。
そんなわけで、Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8で撮り歩いてきました。
鷹の目とも呼ばれているレンズですが、私の感じ方としては開放(F2.8)だとちょっとピント面はシャープだとは思うけど少し滲む感じがあったので優しい鷹の目って感じかな。絞ればきっとシャープに写るんだろうけどそれは極端な話どのレンズでもそうだと思うので…。
とりあえず初めてのCarl Zeissなので、その世界観は体験できたのかなと思います。
こうなるともう少し明るいCarl Zeissのレンズが欲しくなるのでF1.4〜F2くらいのレンズを探す旅に出ます…。増えてきたオールドレンズを手放して軍資金にする予定です。
こちらで購入しました↓
今回のレンズはこちら↓
カメラはいつものです↓
いつもの補正レンズ↓