今回は密かにヤフオクや世界のカメラ中古市などのイベントで狙ってたレンズの話です。
ついにLeicaのレンズ手に入れました!!!
基本的にLeicaってレンズキャップだろうがLeicaのロゴが入っていれば高額のイメージだったんだけど、中にはあまり人気のないレンズも存在してるってことで定期的にチェックしてました。
でもなかなか出会わないなーって感じで今回の何気なくチェックしてたら…見つけたわけです。しかも初期型!1931年頃に作られたレンズというもうちょっとで100歳になるレンズですよ。
でも、この初期型ってのに悩まされることになるんだよねー。ってことでチェックしてみます。
Leitz Elmar 90mm F4
Leitz Elmar 90mm F4
ついに手に入れたLeicaのレンズですが、Leitzなんだよね。その辺の話はマニアックでうまく説明できる自信がないので以下の記事を見たりすると分かりやすいかも。
話は戻りレンズをチェックしてみます。
レンズの状態は拭き傷がちょっと入っているくらいでカビなどはなく綺麗な状態でした。
絞り羽も特に問題なし。羽の枚数が多くて常に円形を維持できてます。


最大1mまで寄れます。L39マウントのレンズって基本寄れないのでちょっと扱いにくいけど、今回はレンズだけでもLeicaの世界にちょっと触れてみるのが目標なので気にしないようにします。
FUJIFILM X-T5に取り付けるとこんな感じ。
ロゴはマスキングテープで隠してますが特に理由はないです↓
個人的にバランスは良いと思います。
いや、やっぱ細いな(笑)
マウントアダプターはK&F Conceptを選びました。
いつもであればLens Turbo Ⅱと組み合わせるんだけど、今回のレンズは非対応なので、このままでは使えないです。
Lens Turbo Ⅱについてはこちら↓
めちゃくちゃマニアックな方法でLens Turbo Ⅱに対応させたので、違うときに書こうと思ってます。正直微妙な結果だったんだけどね…。
というわけで、Lens Turbo Ⅱが使えないので換算135mmの望遠寄りの画角で撮ってきました。
いつもの駐輪所で絞りの比較をしました。
参考までに…。


開放(F4)とF5.6です。見比べてるとF5.6で良い感じにシャープになります。


F8とF11。


F16とF22。
F32ってまぁ使うことはないなー。しかも画質落ちてるし。
という感じで私の場合は基本開放(F4)で撮りつつ全体的にシャープに撮りたいって思ったらF8かなーって感じです。
茨城県の大洗に行ってきました。
個人的な印象としては高校1年のときに電車で遊びに行ったら駅の改札出た瞬間カツアゲされた場所なんだけど、ちょっと気になる場所があったので数十年振りにリベンジしました。
全て開放(F4)で撮ってます。
オールドレンズは開放で撮ってなんぼですよ。
大洗マリンタワーを撮ってみましたが、良い感じに解像してると思います。もっと癖が強いのかなーって思ってたけどF4だから安定してるのかも。
逆光で撮ってみたけど、ちょっとHelios-44-2 58mm F2みたいなロシアンホワイトみたいな写りになった。これはかなり好みの写り。
大洗磯前神社に行ってきました。

ここはちょっと前から気になってた場所で今回やっと行けたというか行く気になりました。下道で行くと地味に遠いんだよね。
春が近づいてます。最短撮影距離で撮ってます。バブルぼけみたいな感じになった。
海が近いんだよね。その先にある場所が今回の目的。
したから撮影。たまたま人がいなくなった瞬間。
F4なのでそこまで背景のぼけは少なめ。
神磯の鳥居を見てきました。
これが今回の目的でした。ぽつんとある鳥居が良い感じ。日の出の時間帯だとさらに絶景らしいけど私は絶望的に朝が苦手なので無理…。

Super Multi Coated TAKUMAR 28mm F3.5(Lens Turbo Ⅱ)
引きで見るとこんな感じ。Super Multi Coated TAKUMAR 28mm F3.5にフォギーAを組み合わせて撮りました。
めっちゃ良いレンズ↓
このフィルターと組み合わせてます↓
エモさに全振りしてます↓
夕方の時間帯でもなかなかの絶景でした。
鳥居の周辺は立ち入り禁止なので写真は撮りやすい。
周辺には釣りに夢中になって取り残されたのかもしない人。
何かを語り合ってる人。
青春を楽しんでる人。
いろんな人がいました。意外にもヤンキー的な人はいなかったので時代は変わったのかな?って感じです。たまたまかもしれないけど。
都内で夜も撮りました。
ISO500で撮ったけど、感度をあまり上げたくないのでシャッター速度1/60で気合いで取りました。手ぶれ補正に助けられてます。
何となく今までの写真とは雰囲気が違うような気がします。これがLeicaの世界なのか…?
どちらかというと露出オーバー気味で撮ることが多いけど、これくらいで撮るのも悪くないなーって思った1枚。


最後に玉ぼけの感じも確認したけど、センサーサイズがAPS-Cなので中心部分をクロックしてる感じではあるけど、端まで綺麗なぼけでした。フルサイズで撮ってみたいねー。
最近SIGMA BFが話題だし実物見たけどめっちゃ実用性無視の美しさに惚れたけど、どちらかというとSIGMA fpの方が欲しい…。こっちも正直使いやすいカメラとは言えないけど、デザインだったり拡張性にロマンを感じるんだよね。
絶対今より不便になるけど欲しくなる謎の魅力があるんだよなー。
Leicaの世界にちょっとだけ触れた気分になってます。
そんなわけで、Leicaのカメラとレンズを使ってこそその世界を体験できるとは思うんだけど、さすがにそんな予算があるわけないので、あまり人気がないのかやたら安いLeicaのオールドレンズを購入して使ってみました。
個人的に気になったのは、最短撮影距離が1mってのはなかなかきついね。今回の写真を撮った後にたまたまレモン社でヘリコイド付きのアダプターを見つけて買ったのでやっとある程度寄れるようになったけどね。
そして初期型だけなぜかフィルター径が34mmというマニアックすぎるサイズなのでレンズフードが見つからない!レンズキャップは購入したときに付いてたけどフードはないので今は何もつけてない状態で使ってます。これはもう地道に探していくしかなさそう。レンズ保護するためにも純正じゃなくていいから欲しい。
それとやっぱりLens Turbo Ⅱ使いたい!
FUJIFILM X-T5はセンサーサイズがAPS-Cなので換算135mmなんだけど、Lens Turbo Ⅱが使えれば約98mmになるので使いたいんだよなー。
って思ったらかなりマニアックな方法で対応させることが一応できたのでそのうち書こうかなーって思ってます。何の役にも立たない方法なんだけどね(笑)
とりあえずしばらくはLeitz Elmar 90mm F4を使い続けようと思います。
今回使ったカメラはこちら↓