数ヶ月悩んで、ついに覚悟を決めてポチった今年最後のオールドレンズです。
少し撮り歩いてみたけど、なかなかクセの強いレンズでした。やっぱオールドレンズってF2より明るいのは個性が強く出る印象です。
今回も写真が多いので前置きはこれくらいで…。
Meyer-Optik Görlitz Oreston 50mm F1.8 zebra
Meyer-Optik Gorlitz Oreston 50mm f1.8
ゼブラ柄にハマってしまいました↓
いやー、とにかく悩んだ!Carl Zeiss Jena MC Pancolar 50mm F1.8と悩んでたんだけど、最終的に価格で決めてしまった…。
ゼブラ柄が美しいです。
0.33cmまで寄れるのでちょっとしたマクロレンズ的に使うこともできます。
レンズ自体は薄い方に入ると思います。
最短撮影距離まで伸ばしてもこれくらいです。
前回購入したCarl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8はどうしよっかなーって感じです(笑)50mmのレンズ多すぎ問題…。
絞り羽根が油でやられてるので分解清掃しようか考え中だったりします…。
ちなみに今回はNikon Ai-S Micro Nikkor 55mm F2.8で撮りました。
北の大地で見つけた超優秀なマクロレンズです↓
やっぱ寄れるレンズは正義だな。
FUJIFILM X-T3とLens Turbo Ⅱと組み合わせるとこうなります。ゼブラ柄が美しいです。
Lens Turbo Ⅱについてはこちら↓
Lens Turbo Ⅱはレンズとの相性が悪いと後ろ玉が当たってしまい無限遠が出ないことがあるので、正直届くまで緊張しましたが…特に問題なく使えました!こればっかりはさすがにネット上に情報はないです。
Lens Turbo Ⅱと組み合わせることで50mm × 1.5倍 × 0.726倍 = 約54mmの画角になります。
室内での物撮り。
というわけで、いつものブタメンを最短距離で。
まずは開放(F1.8)とF2ですがピント面はちょっとぼやける感じでした。
F2.8になると突然シャープになります。まぁオールドレンズにはよくある感じの現象ですな。
F5.6とF8まで絞れば普通に解像度も上がります。今気づいたけどF8は手振れしたなー。
マクロレンズではないけど0.33cmまで寄れるのはかなり便利。テーブルフォトも余裕あります。
いつもの駐輪場です。
さすがにF1.8とF2だと大きな差は感じません。てか盛大に周辺が流れます。中央部分はまだ解像しているので開放(F1.8)で撮影するときは被写体を中央に置かないと厳しいなー。
やっぱりF2.8から突然画質が変わります。
大きな変化はこれくらいですな。とにかくF2.8からの変化が凄いのでF2とF2.8を比較してみます。
この突然の変化はなかなかクセが強いです。
屋外での物撮りです。
距離によってふわっと感が変化してるような気がします。てか背景のぼけがごちゃごちゃしてる…。
そしてF2.8で急にシャープになります。
絞ればシャープになるのはどのレンズでも大体同じ。
いやー、なかなか難しいレンズかもしれないなー。
気象の神社があるらしい…。
ここからはFlickrに出した写真もあります。レンズの個性を出すために基本的に開放(F1.8)で撮るようにしています。
西日が入っている電車内です。周辺は盛大に流れてます。解像度重視の人はどう思うか分かりませんが、個性的な写りです。
東京の高円寺まで行ってきました。全国で唯一の気象神社ってのがあるとのことで超雨男な私は1度お参りした方が良いと思ったわけです。
メインは氷川神社なので気象神社は端の方にひっそりとありました。私にとっては気象神社がメインです。
それにしても全体的に流れてますな(笑)
どうか私の雨男を何とかしてほしい…。
大量のてるてる坊主がいました。
おみくじもやってみました。これはたしかF2.8かな。
おみくじの中身はてるてる坊主で色によって意味が変わってきます。
これはもちろん開放(F1.8)で撮ったんだけど最短撮影距離付近で撮ると背景がめっちゃぼけるから周辺の画質は気にならないね。柔らかい感じの写りで良い感じ。
なかなか面白いので世の中の雨男や雨女は1度行ってみると良いかも…。ちなみにこれもF2.8で撮ってます。絞ればシャープなのは多分オールドレンズ共通の特徴だと思っています。
距離によって流れ方が違うのかも…。
いつもの秋葉原周辺を散策。
昔からあるガード下のパーツ屋。ノスタルジックな雰囲気。
年季の入ったガチャガチャですが中身は最新。多分。
ハッセルブラッドの907Xが買えるわけないけど気になってたのでヨドバシでチェック。
中判カメラってどうしても本体サイズが大きいし重たくなるんだけど、まさかのグリップなしという…。意外と使いにくいこともなく慣れたら普通に撮れる感じでした。買えるわけないけど。
いつかは中判カメラが本気で欲しくなるのかなーっていう未来を想像しています…。まぁ買うとしたらFUJIFILMだと思うけどね。
御徒町の2K540もお馴染みの散歩コース。基本的に露出以外は編集してないんだけどコントラストは低めになったなー。
グッと寄れるのは快適。寄れば寄っただけ背景はぼけます。ぼければ周辺の暴れっぷりも気になりません(笑)
玉ぼけも確認してみましたが…これはまぁなかなか凄いね(笑)
夜景での暴れっぷりはどうか?
明るいレンズなので感度はISO400くらいで撮れます。周辺は暴れるけど。
ポートレートを想定して撮ってみました。しっかり構図を考えれば開放(F1.8)でも良い感じに撮れそう。それにしてもなかなか人間を撮る機会に恵まれないなー。
こういう時期なんだよね。ピント面がシビア。
こういうイルミネーションはありがちですがOreston 50mm F1.8 zebraではちょっと難しいかも。これでもかってくらい暴れます。
いつもの歩道橋もなかなか画質が安定しないです。なんか遠景はちょっと厳しいかもなー。
場面によってはF2.8でも流れまくります。
個性を楽しむレンズでした。
そんなわけで、Meyer-Optik Görlitz Oreston 50mm F1.8 zebraでいろいろ撮ってみましたが、まぁ開放でのクセが凄かった(笑)
特に遠景を撮ると周辺がとにかく流れます。絞れば安定してきますが開放(F1.8)だとかなり難しい結果になりました。撮影環境にもよるけどF2.8から急激に安定してきます。
逆にポートレートなら開放で撮ったときのふわっと感はかなり良い感じだと思います。なので場面によって絞り値を使い分けるような使い方が実用的だと思います。それかLens Turbo Ⅱを使わずに換算75mmのレンズとして使うってのもありかな。
こうなるとCarl Zeiss Jena MC Pancolar 50mm F1.8が気になる…。作例を見る限り開放でもシャープに写っている気がする。
Oreston 50mm F1.8 zebraとCarl Zeiss Jena MC Pancolar 50mm F1.8のの二刀流ってのも考えてみたり…。
今回のレンズはこちら↓
カメラはいつものです↓
いつもの補正レンズ↓