【レンズ沼15】Ai-S Micro Nikkor 55mm F2.8は使いやすい万能マクロレンズでした。

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先日、北海道は札幌に行ってきました。

意外と自分の時間がなく隙を見て散歩するって感じの過ごし方ですが、オールドレンズの沼にハマっている私としては北海道のカメラレンズ事情をチェックしたい…。ってことで調べたらお店を見つけました。

カメラコレクション | 中古カメラ販売
中古カメラ・レンズなどを中心に販売しています。デジタルカメラ・フィルムカメラ・レンズ・カメラ用品の買取りも承りいたします。

札幌東急百貨店7階にある(株)カメラコレクションに行ってきました。

店員さんがとても親切でいろいろと雑談をしながら商品を見てると…気になってたレンズを見つけたんですよ。今回は北海道で衝動買いしたオールドレンズについての話です。

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Ai-S Micro Nikkor 55mm F2.8

Nikon Ai-S Micro Nikkor 55mm F2.8

標準画角のマクロレンズです↓

明るさ(F値)も個人的には重要なところですが、TAMRON SP 90mmF2.5 MACRO 52Bを手に入れてから最短撮影距離も重要だと思うようになりました。

寄れるレンズは正義!

【レンズ沼14】TAMRON SP 90mm F2.5 52Bで撮りました。【ポートレートマクロ】
伝説のはじまりと言われるレンズは現代でも通用するレンズでした。

SP 90mmF2.5 MACRO 52Bは焦点距離が90mmと中望遠な感じなのですがスナップ撮影をする時は少し慣れないなーと思うことがあります。ポートレート撮影ではかなり良い写りで満足してるんだけどね。

そこで自分が慣れている画角のマクロレンズが欲しいなーと思って見つけたのが今回のAi-S Micro Nikkor 55mm F2.8というわけです。

F値が2.8と少し暗いですが、まぁ思いっきりぼかしたいときはSP 90mmF2.5 MACRO 52Bを使うようにすれば良いかなと…。

レンズがかなり奥まっているのでフードはいらないかなー。レンズには点カビが少しありますが購入前に確認したら撮影にはほとんど影響のない程度でした。

多少の使用感はありますが綺麗な外装だと思います。

最短距離まで伸ばすとこんな感じ。流石にマクロ(マイクロ)レンズなので長くなります。

FUJIFILM X-T3Lens Turbo Ⅱと組み合わせるとこんな感じです。

Lens Turbo Ⅱについてはここではお馴染みになっています。

【実践編】APS-Cのカメラでフルサイズ相当の画角を手に入れた!
APS-Cでフルサイズ相当の画角を手に入れました!これはなかなか良い結果かもしれないなー。

通常であればAPS-Cのセンサーだと焦点距離が1.5倍になるので、Ai-S Micro Nikkor 55mm F2.8の場合は82.5mmになりますがLens Turbo Ⅱを使うことで約59mmになります。本来の画角に近い状態で使えるのが魅力です。

難点としては補正レンズが入っているのでオールドレンズと合わせるとかなり重たくなります。

Lens Turbo Ⅱに補正レンズがある関係で使うレンズによっては後ろ玉が干渉して無限遠が出ないことがありますが、Ai-S Micro Nikkor 55mm F2.8は問題なく無限遠が出ました。

ちなみにマウントアダプターは前回購入したUrth ニコンFレンズからキヤノンEF&EF-Sを使ってます。

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室内での物撮り。

というわけで、いつもの作例ですが写真の枚数が多くなってしまうので今回は表示方法を変更しました。

※手持ち撮影なので画角が少し変わってます。

開放(F2.8)F4です。ちなみに最短撮影距離から撮っています。画像中央のスライドバーを動かすと表示を切り替えることができます。

ピントは鼻の部分に合わせてますが、開放(F2.8)からピント面がシャープに写ります。F2.8なので無理してないのかな?って感じもします。

Nikonのマクロレンズはマクロではなくマイクロと呼んでいます。あえてマクロと呼ばないところにNikonのこだわりを感じます。

F5.6F8です。絞っても解像感に特に大きな変化はなく安定しているように見えます。

積極的に開放から使える良いレンズですな。

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いつもの駐輪所です。

※手持ち撮影なので画角が少し変わってます。

開放(F2.8)F4です。

F5.6とF8です。

最近私が休みの日に限って天気が悪いです。こちらも解像感に大きな変化がないように見えます。優秀だなー。

屋外での物撮りです。

※手持ち撮影なので画角が少し変わってます。

開放(F2.8)F4です。

F2.8なので極端にピント面が浅いこともないので撮りやすく感じます。

F5.6F8です。

後から気づいたけど同じ設定で撮ったのにF8だけ飛び気味になってしまった…。まぁ全体的にピント面も良い感じに解像してるので画質面では満足。最新のレンズほどのシャープさはないけど私はこれくらいのほうが好みです。何でもかんでもはっきりくっきり写るのもね(笑)世の中には見えなくて良いこともあります。

ちなみに最短撮影距離で撮るとこんな感じ。ハーフマクロでも十分すぎるくらい寄れます。被写体に近づくと背景との距離が出るのでぼかしやすいです。そう考えるとF2.8ってちょうど良いような気がします。

紅葉の時期の北海道は凄かった。

今回は北海道に行ったときの写真が中心です。紅葉の時期だったのでなかなか良いタイミングでした。

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普段はフィルムシミュレーションはPROVIAで撮ってますが、あまりにも綺麗だったのでVELVIAで撮りました。人が立ち入ってない感じで綺麗ですな。相変わらずVELVIAの発色は凄い(笑)

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赤れんがテラスの眺望ギャラリーから撮ってみました。ガラス張りなので反射に気を使う…。

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写真撮ってる人が大量にいました。タイミングを見て急いで撮ったのでちょっと暗くなった…。RAWで撮れば修正できるんだけど私はJPEG撮って出し。M1のMacBook Airに買い替えたらRAW現像をやってみようかなと考えてます。

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北海道神宮に行ってきました。

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マクロ(マイクロ)レンズなのでぐっと近づけます。近い分には距離を気にしなくて良いのは快適。

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WORLD BOOK CAFEで休憩。

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雑居ビルの中にあるカフェですが、おそろしくおしゃれでした。

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大量の本があります。

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スクエアの写真というか絵もこうやって並べるとおしゃれですな。若い日のジョブズを発見。

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こんなおしゃれなカフェでコーヒーでも…と言いたいところですが、私はコーヒーが飲めないのでいちごミルクを注文。ストローがハートでした(笑)

夜景も撮ってみました。

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せっかくなので同じ場所で撮ってみました。良い感じに写ります。

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ISO2000まで上げてますが特に問題ないかな。PCやスマホで見る分には大丈夫なはず。

北海道の写真はこれで終わり。他のレンズでも撮ってるので別の時に書こうと思います。

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というわけで、夜間の写真が少なかったので都内でも撮りました。急に見慣れた景色(笑)

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マクロレンズですが遠景も全く問題ない写り。

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何気なく捨てられた氷を撮ったけど質感が良い。もっと寄ればよかったなー。

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緊急事態宣言が終わったのでいつもの雰囲気に戻りつつあるなー。

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最後はいつもの歩道橋から。開放(F2.8)でもちゃんと解像してます。

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F4まで絞ればもっと解像します。

積極的に開放から使いたくなるレンズでした。

そんなわけで、SP 90mmF2.5 MACRO 52Bを使っていて50mmくらいのマクロレンズ欲しいなーと思って買った今回のAi-S Micro Nikkor 55mm F2.8ですが、かなり良かった!

標準レンズくらいの画角なので撮り慣れてるし近づいても余裕で撮れます。

正直開放がF2.8ってのがちょっとなーとは思うけど、無理に明るくするよりは無理がなくて良いと思う。むしろ開放でガシガシ撮りたくなります。

まさか北海道でレンズを買うとは思ってなかったけど、これも何かの縁ってことで大事に使っていきたいと思います。

TAMRON SP 90mmF2.5 MACRO 52BNikon Ai-S Micro Nikkor 55mm F2.8の2本の組み合わせはなかなか良いんじゃないかなー。

今回のレンズはこちら↓

カメラはいつものX-T3です↓

いつもの補正レンズ↓

マウントアダプターはこれを使いました↓

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