スマートグラスって最近あまり聞かなくなった気がします…。
ちなみにスマートグラスとは…
一般的にはカメラと網膜投射型のディスプレイを搭載しており、PlayStation VR、Oculus Rift、HTC Viveのような没入型デジタル環境とは異なり、実際の景色に重ねて表示することができる。一般的には単体(スタンドアローン)では機能せず、WiFiなどによってスマートフォンやインターネットなど、外部のコンピュータネットワークと接続して機能する。
自然言語音声認識機能により、音声コマンドで各種操作が行なえるインターフェースを備えている機種もある。
簡単に説明すると、メガネを通して見える景色にデジタル(スマホの画面など)を重ねて見ることができる(AR)。って感じです。未来ですな。
最も有名なのだとGoogleが出したGoogle Glassだと思います。
懐かしい(笑)
※画像はITmediaより引用しています。
こんな風に見えるとのこと。地図を表示させてナビしたりすることもできます。マジで未来だよなーと期待してたんだけど、ここ数年全くと言っていいほど話を聞きません。
そんな中KDDIからスマートグラスを12月1日から発売。銀座で先行展示してるとのことで行ってきました。
果たして期待通りの製品なのか?
GINZA 456 Created by KDDI
なんか凄い入りにくい入り口…。
ここです。位置的には銀座のApple Storeの通りにあります。
店内では写真を撮って良いのか分からなかったので撮りませんでしたが、店頭に置いてあったのはこれです。
レンズではなく写真の蓋のような物が付いてました…。前が見えねぇ…。
こういうのや、
こういうのをイメージしてたんだけど、実際は真っ暗闇に画面が出てくるだけ…。
ホームページを見る限りではARかなーと期待してただけに残念。
ちなみにざっくり解説すると…
AR(拡張現実)とVR(仮想現実)とMR(複合現実)という種類があって、ARとは現実世界(実際に目で見る景色)にデジタルなコンテンツを一緒に表示することを言います。ちょうど上の写真ののがARです。他には画像加工カメラアプリのSNOW辺りもARになります。
VRとは現実に見えてる世界とは全く別の仮想現実を映し、まるでその場にいるような感覚になる感じ。主にVRゴーグルをつけて遊ぶゲームとかで使われています。
MRとは、ARとVRを合わせたような感じで割と身近なものだとポケモンGOで実際の映像にポケモンを合成させて近づいたりできるのがMRですな。
今回私はARで実際に目に映る景色と一緒に動画やスマートフォンの画面などが表示できるって感じを期待してました。残念…。お店の店員さんにも聞いてみたけど前は見れないとのこと…。
なんとなくイメージ的にプロジェクターに近いような感じがしました。私が思ってたスマートグラスではない…。
動画とブラウザを同時に表示することもできますが、メガネと併用できないので視力が弱い人はコンタクト必須です。製品版じゃないからかもしれませんがちょっと微妙でした。
それと映像などの操作にスマートフォンを使うんだけど、その操作性もちょっと慣れが必要かなー。というか正直使いにくい。機種限定なのもマイナスポイント。
やっぱり難しいジャンルなのかも…。
そんなわけで、未来を体験できると期待してましたが結果としてはちょっとなーって感じでした。
やっぱ見ている景色にデジタルを合成するってのが理想ですな。
Appleも開発はしているようです。しかし何年も前から噂はあったけど実現していないことからなかなか難しいんだろうね。