今年はちょっと行ってみようかなーと思っていたCP+2020ですが、例のコロナウイルスで中止になっていましました…。
X-T4の実機が見れるかなーと思っていたのでとても残念。こういう流行りの病気って毎回あの国から出ているような気がするんだけど気のせいかな。気のせいじゃないよね。
ということで、先日乗り換えたFUJIFILM X-T3で暇を見つけては撮っています。
かなり満足してます↓
レンズはこれ↓
今回は私がよく歩き回っている場所を撮ってみたので作例を出してみようと思います。特に参考にもならないかもしれませんがJPEG撮って出しでもこれくらい雰囲気出るんだなーっていう感じが伝わればと思っています。
ハイアマチュア以上だとRAW現像して色味などの調整をしていますが、FUJIFILMのカメラはJPEG撮って出しの評判が良いので私もとりあえずJPEGで撮ってみるかーって感じで撮っています。
フィルムシミュレーションが凄い!
FUJIFILMといえばフィルムシミュレーションですな。私もそこに惹かれてX-T3に決めたわけですが、評判通り凄いです。
OLYMPUS E-M10を使っていたときはRAW現像でフィルムシミュレーションを再現しようとしていましたが、やっぱ本家は違いますな。
結論これは再現できません。素直にFUJIFILMのカメラを買ったほうが良いです。
ということで、フィルムシミュレーションを楽しんでいますが私がよく使っているのは、VelviaとClassic ChromeとETERNAです。少し設定をカスタマイズしています。
ざっくりとした私の印象ですが、Velviaはインスタ映えしそうな派手な色味で、Classic Chromeは金属などの雰囲気が良く写り、ETERNAは映画っぽい雰囲気で撮れます。
文章ではなかなか伝わらないと思うので枚数は少ないけど実際に撮ってみた写真を出してみます。今回は写真を選択するとFlickrのサイトに繋がりますよ。
Velviaで撮ってみた。
色味が鮮やかになる印象です。ちょっとやりすぎかなーってくらいにも感じますがその辺がインスタ映えするんじゃないかなーと思った理由です。
レンガの色も鮮やかに写ります。
ちょっとトイカメラっぽい感じ。ちなみにシャープネスは+3にしています。
F2.8まで絞ると解像感がぐっと上がる印象。
設定を詰めればもっと派手にできそうな感じ。
開放でのボケ感はさすがセンサーがAPS-Cだなーって少し感動しています。ほうれん草の緑が実物より美味しそうに写ってます(笑)
という感じで、色味が派手でシャープネスを上げるとトイカメラっぽくなります。私の使い方的にはインスタ用って感じかなー。
Classic Chromeで撮ってみた。
Classic Chromeは素材感が良く出るなーという印象です。ちょっとピントが甘いですが放置してあった瓶を撮ってみましたがなかなか良い感じだと思います。
雰囲気が良いです。これはクラシッククロームの設定を少しいじって銀残し風にしてみました。
これも同じ設定で撮った1枚。
この銀残し風の設定が気に入ったわー。
ちなみに銀残し(ブリーチバイパス)とは、昔のフィルムカメラ時代の表現手法で高コントラストで色あせた感じの色合いとのことです。ETERNAとも少し違う感じの映画っぽい感じ。
実はこのクラシッククロームでの作例が気に入ってFUJIFILMにしたんだよね。自分でこの感じの写真が撮れるのはかなり感動。しかもJPEG撮って出しだからねー。撮ってすぐにSNSなどにアップできます。
解像度もそれなりに高いけど、この雰囲気は数字上のスペックでは分からないところだと思うなー。
これは歩きながら撮った1枚だけどレンズ内手ぶれ補正だけでも特に問題ないかな。X-T3はボディ内手ぶれ補正がないのが気になってた部分でしたがまぁ少し意識して撮るようにすれば何とかなる印象です。
Classic Chromeは地面を撮りたくなりますな。
ETERNAで撮ってみた。
ETERNAは映画のような感じになります。Velviaのような派手さはなく落ち着いた感じです。派手な場所よりもレトロな雰囲気の場所に合うかなーと思って秋葉原の電波会館で撮影しました。
数少ない昭和の感じが残る場所です。
歴史ある汚れですな。
Velviaだったら色鮮やかに写りそうですがETERNAだと落ち着いた写りになります。
Velviaでも撮ったレンガですが目が疲れない感じです。
雰囲気出ますなー。
これもVelviaで撮りましたがETERNAだと色味が薄い感じになります。食べ物ならVelviaのほうが良いかもなー。
上野といえばパンダですがガラス越しでも問題ないかな。反射を気にするならPLフィルターが欲しいところ。
色味も鮮やかになるので1枚は持ってると便利です。
Flickrに作例出してます!
そんなわけで、適当に撮った写真ですがRAW現像なしでも十分良い感じの写真が撮れました。もちろんこだわりたいならRAWで撮影したほうが良いですが、JPEGでも十分な感じがしました。RAW現像って面倒だしデータをすぐに渡したり公開したりできないのも旬なうちに出したい私としては少し微妙です。それにRAW現像で修正できるって思いながら撮るのもどうなのかなーと思ってしまいます。
単焦点JPEG撮って出しで勝負ってのが男らしいなーと思います。修正できないとなるとなかなか緊張感がありますよ。
今回の話に出ていない写真もFlickrに出しているので気になった方は見てやってください。フィルムシミュレーションごとにアルバム分けしてます。
本音はやっぱ人物を撮りたいわー。実は人物を撮りたくてカメラ始めたんだよね。でも最近ではレビュー用のブツ撮りばかり…。