【3.11】あれから8年が過ぎました。

スポンサーリンク

というわけで、毎年この日になると書いている話ですが正直今年は書くか悩みました…。でも書きます。その理由としてはこういう記事が過去にあったからです。

301 Moved Permanently

この記事の中にある「ある程度の反発はあろうが、成立させてしまえば国民はすぐ忘れる」という一文。この記事の内容が真実なのか分かりませんが、政治家は基本国民を舐めていると私は思っているので、せめてこの日だけは8年前に起きた震災について今年は原発について考えていこうと思います。

 

福島第一原発はどうなっているのか?

詳しくは下記の記事を読んでみると分かります。

福島第一原発の現状・事故の影響 -2018 | 蝦名宇摩

はっきり言うと全く解決する気配がないです。汚染水は今も増え続け最終処分場所も決まらず健康被害も出ているし放射性物質は大気に飛散しているし…と再悪な状態は変わらず。

ここで震災当時に言われていた、ホットスポットという言葉を覚えていますか?

原発事故によって発生した放射線物質が雨や雪に付着して地上に落ちたり大気中に塵などに付着して風によって運ばれる。それらが1ヶ所に集中して溜まり放射線量の数値が高くなっている場所のことを言いますが、8年経った2019年になっても放射線物質は飛散している状態なので今でも都内などにホットスポットがあることはほぼ間違いないと思います。

そんな状態ですが国は避難指示区域への立ち入りを自由化したりとオリンピックまでに少しでも印象を良くしようとしています。

私のような素人でも予想できることですが、もし同じような災害がまた福島県で起きてしまったら…。全く処理できていない原発はさらにダメージを受けることになると思います。そうなったときに周辺地域への影響はどうなるのか?想像するのは簡単だと思います。

 

東電はどうしても再稼働したいらしい…。

そんな中、茨城県の東海村にある東海第二原発を再稼働しようとする動きがあります。

ページが見つかりません|信濃毎日新聞デジタル 信州・長野県のニュースサイト

この国はどうかしている…。と私が思ってしまうなー。

私は事故が起きないではなく事故が起きた時の確実な対処方法が明確に決まるまでは原発は反対です。

19年前に起きた東海村JCO臨界事故が発生した時、私は通学で水戸市にいましたが即座に外出禁止令が出たことで電車などの交通機関が全て止まり自宅に帰ることができなくなり親戚の車で避難したことがあります。

そんな事故を起こした東海原発が再稼働ってどうかしてるだろう。

脱原発に転じた東海村の真意 編集委員 滝順一 - 日本経済新聞
茨城県東海村は日本国内で最初に「原子の火」がともった発祥の地だ。昨年の東日本大震災では日本原子力発電の東海第2原子力発電所が津波に襲われたが、大事故には至らなかった。原子力とともに発展した村でありなが...

震災後に廃炉を決めたわけだが、また再稼働の話が…。

日本人はすぐ忘れると思っているのかもしれませんが、私のような実際に経験した人は覚えてます。

 

生きている間に解決することはないかな。

そんなわけで、簡単ですが今の原発について調べてみました。

おそらく原発事故は私が生きている間に解決することはないでしょう。なので解決ではなく同じような事故を起こさないようになってくれることを祈ります。

 

 

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

タイトルとURLをコピーしました