ハイレゾ級骨伝導CLIP型イヤホン「EarsOpen(EO)」を試して気がついた4つのこと。

オーディオ
スポンサーリンク

実は少し前にGREEN FUNDINGっていうクラウドファンディングのサイトで面白そうな製品があったので支援してました。それが今回試聴機ですが秋葉原で展示されてるとのことでチェックしてきました。

ちなみにGREEN FUNDINGについてはこんな感じです↓

GREENFUNDING

簡単に説明すると、起案者が「こんな製品作ってみようと思うんだけど、どうよ?」に対して面白そうだ!って思ったら支援をすることができるって感じです。目標金額が決まっていてそれを達成すると製品開発が始まるわけです。

支援する金額は数パターンに分けて提示してあり自由に選ぶことができます。(定員に達した場合は選択できないこともあります。)

面白いアイデアに共感した人達に支援してもらいながら製品の開発、販売ができるわけです。

 

私が支援した製品はこれです。

ぱっと見では何だか分からないかもしれませんが、これは骨伝導型のイヤホンなんですよ。

詳細についてはこちらが分かりやすいです↓

【販売中!!】世界最小、高音質級骨伝導CLIP型イヤホン「earsopen®(EO)」
【販売中!!】世界最小、高音質級骨伝導CLIP型イヤホン「earsopen®(EO)」

骨伝導イヤホンは音が出ている振動板を顔の骨に付けること音が伝わるって感じの仕組みです。過去に携帯電話の液晶部分が骨伝導になっていて顔に液晶を当てると雑音が多い環境でも音が聞こえやすいって機種がありました。たしかソニックレシーバーって名前だったかな…。

装着方法はこんな感じです。

耳の穴には入れないで耳に引っ掛ける感じです。装着すると振動板が耳の骨に当たるので音が聞こえます。

 

肝心な音質はどうなのか?

ちょうど秋葉原にあるツクモ12号店にて試聴機を展示してるとのことで早速行って来ました。今回はBluetoothモデルではなく有線モデルです。ちょうど私は支援する時に有線モデルを選んでました。

割と以前から骨伝導を使ったイヤホンは数種類試してますが、音が軽くリスニングとしてはかなり厳しい物が多かったのですが、今回のEarsOpen(EO)はハイレゾ級の音質ということで期待値も上がりますよ。

まだ開発中とのことだったので、発売までに改良をするという説明を事前に受けてから試聴…。確かに今までの骨伝導イヤホンとは次元の違う感じでした…が、音の出力がかなり小さくアンプを通してもなかなか厳しい感じでした。店内の話し声(そこまでうるさくはない)で音楽を聞き取るにはかなり厳しかったなー。しかし今までの骨伝導イヤホンでは感じることのできなかった低音が出ていたので出力の問題を改善すれば、なかなか面白いことになりそうな予感はしました。

ハイレゾ級とのことですが今回はイヤホン自体の出力が小さすぎたので解像度までの確認はできませんでした。

クリップ式とのことですが、ちょっと装着感が悪くしっかり耳に固定することができればもう少し聞き取りやすくなっていたかもしれません。色んな角度で試してみましたが特にベストな位置は見つけられませんでした…。

ちなみに耳に入れてないのに音が聞こえるので音漏れは大丈夫か確認したところ、特に周りに聞こえることはなさそうでした。なかなか不思議な感覚でした。

 

まとめます。

今回開発中の試聴機を試した感じでの感想になりますが、良かったところや今後改善してほしいことなどをまとめてみます。

ここは良かった!

今までの骨伝導イヤホンと比べて低音がしっかり出ていたのでちゃんと音楽として聴くことができそう。

 

完成までに改善してほしい!

装着感が悪くちゃんと振動板からの音がしっかりと伝わってないような気がした。

音量が極端に小さく感じたが、おそらく原因は装着感なのかもしれない。振動板がちゃんと当たればもう少し改善するかも…。

ケーブルが細く断線に弱そうな感じがした。フラットケーブルになったら良いかも…。

そんなわけで、あくまでまだ完成した製品ではないですが、もう少し改善する必要はあるかなーって感じました。この製品が成功したら新しい音楽の聴き方が確立するだろうなと期待しています。

 

※製品版が届きました!

【ハイレゾ級骨伝導イヤホン】製品版「EarsOpen(EO)」を使って気づいた6つのこと。
骨伝導イヤホンはなかなか難しいジャンルなのかもしれませんな。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

タイトルとURLをコピーしました